もう一週間以上も前になりますが、7/7の七夕の日に”幕張ねこの譲渡会”https://ameblo.jp/makunekojyoutokai/ にホウちゃん参加させてもらいました
事前に某有名ブログに2度目の里親募集の掲載もして頂いていましたが、正直、期待しておりませんでした。
だって、この時期…子猫だらけじゃないですかー
子猫、可愛いですよ
えぇ、可愛いですって…成猫に勝ち目なんてある訳ないじゃないですか…(譲渡は勝ち負けじゃないですけどね)
でもね、言っておきますがね…どんなに小さくて可愛い子猫(右、我が家の飼い猫1号子猫時代)でも、
こうなります
というのは冗談ですが、どんな子猫だって成猫になるんです。
”あんなに小さくて、可愛いかった〇〇ちゃんが、こんなになっちゃうなんて…”
と失望したくない、そこのアナタ
最初から成猫を迎えると、その豹変振りに失望しませんよ
成猫超お勧めですっ
そりゃ、子猫時代から一緒に居たいという気持ちも解りますが…
今一度、ご自身の生活・年齢を考えて頂けたらなと言いたいだけです。
と前置きが長~くなりましたが、ホウちゃん、2代目預かりさん宅からボラ仲間のIさんがPICK UPしてきて下さいました。
本来、私が迎えに行き、送り届けるべきなのですが…Iさんいつも有難うございます
ケージに入って貰って…案の定、固まるホウちゃん。
”置物みたい”とまで言われました
それでも撫でてやると、手に鼻を押し付けてきたり…シャー言わないだけOK。
ま、期待していない、場慣れの為に来たようなものだから…と思っていた私。
ところが…
”此方の方、ホウちゃんか〇〇君希望の方だそうですよ。”とスタッフさんから呼ばれました
嘘でしょー
見るとまだお若いご夫婦。
ホウちゃんか〇〇君希望の理由はと言うと、共働きでお留守番時間が長い、
子猫は心配だから無理なので、お留守番も平気な成猫希望との事。
まだお若いのだから、子猫を飼って、その猫を看取って、それでもまだ子猫を迎えてもOKなのに…。
ご自身達のライフスタイルを考え、子猫でなく成猫をと。
こういうお話は本当に嬉しい
一通りの説明をさせてもらい、奥様から撫でてもらう。
続いてご主人にも。
おっホウちゃん、満更でもなさそうで自ら、ご主人の指のニオイを嗅いでいる
もう1匹の〇〇君は、この日、体調不良で急遽欠席
次の譲渡会で〇〇君にも会ってみて、どちらかに決めたいとの事。
えぇ、それで十分です。
即決されなくても。
お声がかかっただけでも嬉しいですから
その後、他にも若いご夫婦がホウちゃんを気に掛けて下さったり、年配のご姉妹がお申込みして下さったり。
ホウちゃん、どうしたここに来てモテ期到来か
”モテ期って何 ボク、もう帰りたいんですけど・・・”
この日、飼い猫2号の連続注射最終日と血検の為、先に帰らなければならなかった私。
後片付けを全くせずに丸投げしてバタバタと帰らせて頂きました。
その帰宅途中にお申込み頂いたアンケート兼申込書を見ていて…
”えっこ、これはちょっと…申し訳ないけどお断りだなぁ…”と思う内容が。
そこには猫を迎えるにあたり、ご家族全員の了解は得ていますか?という質問。
答えが ”いいえ”
確かに、中には猫嫌いだった家族が一緒に暮らし始めたら、猫好きになったというお話は多々あります。
でも、大切な大切な保護猫を送り出すに当たって、最初からご家族の中に良い思いを持っていらっしゃらない方が居るとなると…話は別です。
此方の方にはその日のうちに、お断りのメールを送りました。
ま、他にも関心を持って下さった方もいらっしゃったし、次の譲渡会、都合悪かったんだけど、もう一度ホウちゃん参加だな。
それで、〇〇君が選ばれても仕方ない。
選ばれる対象に挙がっただけ、ホウちゃん良かったよと思って、この日は寝ました。
そして、翌日、仕事に行ってまずメールチェック。
(仕事のメールより先に猫仕事メール)
ん知らない方からメールが…えっ
お世話になります。
えぇーーー

マ、マジで


次回、〇〇君と会ってみてから検討してみたいと仰っていたご夫婦からのメールが

ほ、本当に


実は、ご夫婦が帰られる際に、この日、ケージに貼り出すように用意しておいたネコジルシで作成した里親募集用ポスターをお渡ししておりました。
ケージに貼り出す用のポスターは”幕張ねこの譲渡会”さんで用意して下さってあったので、余っていたんです。
持ち帰っても仕方ないし、もし良かったら…とお渡ししていました。
そこに私のメアドが載っているんです。
それを見て、ご連絡下さったという訳。
現預かりさん、前預かりさん、モカさんとも譲渡会がどうだったかの情報を共有していて、
此方のご夫婦が希望してくれると良いね、次回、〇〇君と会ってみてだから、無理かもね…
と遣り取りをしていました。
それが、〇〇君に会わないまま、ホウちゃんを希望して下さったんです

これ、正しく、譲渡会前に私が言っていた・・・
七夕の夜

いやいやホウちゃんにとっても、希望者さんご夫婦にとっても”棚ぼた”なんて言っては失礼ですよね

でも、此方のご主人には自分からニオイを嗅いでいましたもんね。
傍で見ていて、おっ

この後、希望者さんとは非常にスムーズに話が進んでおり、7/21からトライアル予定です。
ホウちゃん、人も猫も好きなのですが場所に慣れるのに少々、時間がかかるタイプらしく

そこは何度もお伝えし、希望者さんから”トライアルは長めにして頂けたら”との有難いお言葉を頂いております。
実はこの後にも某有名ブログの掲載を1回目の時から、見ていて気になっていた、
もうとっくに決まったものだと思っていたのにまた載っていたので…とご希望を頂きました。
皆さん、文面からだけでもとても良いお人柄が伝わってきて…。
何でホウちゃん、ここに来てモテ期なんだよぉ…ホウちゃん、2~3匹居たら良かったのにーって

お話が繋がらなかった希望者さんの殆どが、皆さん、”ホウちゃんが幸せになれるのならそれが一番です” とか ”残念な気持ちもありますが、ホウちゃんの幸せが一番です”とか返信下さって…
ジツハナンノヘンシンモクダサラナカッタノハカイジョウニテモウシコミサレタカタノミ…
本当に本当に嬉しい日々を過ごしております。
〇〇君には申し訳ない気持ちもありますが、ご縁ってこんな物なのでしょうね。
お届けまであと数日、もう一頑張りです。
ホウちゃんを保護したのは2017年7月16日。
ちょうど、今日なんです。


肥ってもいないのに足がでっかくて何だ?と思ったら、疥癬で皮膚炎を起こし、腫れていたホウちゃん。
片耳にはちょっぴりだけど赤黒く血が固まっていて。
回虫は勿論、コクシジウムも出るわ原因不明の軟便続きでなかなかワクチンも打てなかった。
後から保護した後輩猫たちの方が先にさっさと里親さんが決まっちゃって。
やっぱり、片耳ってそんなにマイナスなのか

と凹みもしましたが、ホウちゃん耳無し芳一と一緒だね。
ホウちゃんの名前は”耳無し芳一”からなのですが、これ、可哀想じゃない?という意見もありました。
でもね、耳無し芳一って結果的にはハッピーエンドなんですよ

以下、wiki抜粋。
芳一の耳の傷も無事に癒え、この不思議な出来事が世間に広まり、彼は「耳なし芳一」と呼ばれるようになった。やがて琵琶の腕前も評判になり、その後は何不自由なく暮らしたという。結果的に芳一に降りかかった禍は、反対に彼の名声を高めることになった。
何不自由なく暮らす!!
素晴らしいじゃないですかー
私もそうありたいー
という事で、ホウちゃんを気に掛けて下さった方々、有難うございました!
そして、おまけと言うか…此方の方も…

キャラメル爺さんまたはキャラメル師匠

譲渡会レギュラーメンバーになりそうなので、早く、その座を後輩に譲ってもらえるよう、
里親さん絶賛、大募集中です
