この度療養休暇を取得し、保険とかについてちょっとだけ調べたことを書いておくと。
今回は住宅ローンの団信についての話なんですが、私は利息を上乗せしてガンはもちろん8大疾病?とかの保障までつけたんだけどね。
パンフレットには「ガンと診断されたらローン残債0円!」とか書いてあるやつですね。
これで、けっこう「早期のガンにかかって団信でローンがチャラになったらラッキーだな」と思ってる人いるかもしれないんですけどね。
かくいう私も、そんな気持ちがないわけではなく、ちらっとパンフレット見返したりしたわけです。
(あ、私がガンだという意味ではありませんので誤解なさらないように。)
「早期のガンにかかって団信でローンがチャラになったらラッキー」っていうのがとんでもねえ勘違いであることがわかりました。
だいたい、他の疾病に比較して、ガンだけ妙に扱いが軽いんです。
こんな感じで記載されてるのが多いと思うんですけど、、、、(かなり要約)
がん→ガンだと医師によって診断確定されたとき
急性心筋梗塞→60日以上労働制限(つまり60日以上働けない)
脳卒中→60日以上の後遺症(神経障害)
糖尿病・肝炎など→いかなる業務にもまったく従事できない状態が365日以上続く
↑これを見てもらってもわかると思うんですけど、ガンだけハードルが低いんですよね。
他の疾病はもう仕事続けられないじゃんっていう状況なんですが、ガンは「診断されるだけ???」って思いますよね。
こういうときはたいてい小さい文字で但し書きがしてあるもので、ガンのところにもありました。
※ただし「上皮内がん」は含みません。
↑だいたい、この文言が入っていると思います。
この「上皮内がん」っていうのが問題なんですよね。
上皮内がんっていうのは、がんの名前ではなくてカテゴリー?みたいなもので、転移などがなく、病変を手術などで取り除くことで完治が期待できるがんのことだそうです。
まあ「早期の・初期のガン」って状態ですね。
こういうものはがん団信の保障の対象外なわけです。
上皮内がんじゃないがんというのは、膜をやぶって体の中に侵入し他の臓器等にどんどん転移していく状態になっているものだそうです。(「浸潤している」と言うらしい。)
だからよく周囲の人で「早期のガンが見つかって手術で取れました!」って人いるんですが、「じゃあ団信でローンがチャラに?」と思ったりしたけどそんなことにはならないということがわかった。
だよね、おかしいと思ったよ。
いくらなんでも他の病気とのバランスが取れないもんね?
他の病気の条件なんて、「それもう死ぬやつじゃん」って(言い方ごめん。)レベルですもんね。
逆に「浸潤している段階の癌」なんてマジの怖いヤツじゃないですか。
団信どころじゃなくかかりたくない病気じゃないですか。
だから結局、「元気なのにローンがチャラになってラッキー」なんてことはない。
結果的に治療して元気になって団信も適用されて、、ってことはありえるかもしれないけど、文字通り「命がけ」ですわ。
(奇跡的に浸潤の超初歩段階で診断ついて団信適用ってパターンもありえるが、ギャンブルすぎる)
だから…この団信の保障対象になるような状態ってさ。。。
「マジで死ぬの生きるののレベルのみ」
ってことがわかった。
やっぱり団信っていうのは基本的には「死亡保障」っていう風に考えないといけないんだなあと思いました。
上皮内がんなんて今まで知らなかったな~。
ってかどの保険屋も教えなくないですか?
「上皮内がん」がどのように条件で扱われているか、よくチェックすることが大切ですね。
(たぶん「上皮内がん」が保障対象になる団信ってのはないと思う。でも普通のガン保険なら対象になるものもあるとか。)
保険はもう何もかもが遅い。
このブログを見てこれから保険に入る人(入れる人)の参考になったら嬉しいです。。。。