Twitterの絵師界隈にしばらくいてわかってきたこと。

絵描きには2種類の人種がいるということ。

 

それは

赤薔薇漫画家

ピンク薔薇イラストレーター

 

この2つだ。

この2つは似ているが全然違う表現であり、全然違う生き物である。

たぶん絵を描かない人にはあまりその違いがわからないんじゃないかと思う。

 

創作界隈の絵師さんたちやお絵かき系YouTubeを見てても思う。

絵を描く人間は潜在的にこのどちらかに分類される。

私は完全に「漫画家」タイプで、好きになる絵描きさんは同じ「漫画家」タイプの人が多い。

 

セキセイインコ黄「漫画家」タイプの特徴

☆絵の表情が複雑で豊か

☆小さくもセリフが書き込まれている

☆いわゆる「画力」はそこそこな人が多い

☆線画が綺麗

☆キャラの掘り下げが詳しく、必然性にうるさい

☆自我が強め。

 

セキセイインコ青「イラストレーター」タイプの特徴

☆とにかく色塗りがうまい

☆技術屋、テクニックを磨く向上心が半端ない

☆「構図」にうるさい

☆「画力」にうるさい

☆いわゆる「神絵師」になりやすい

☆キャラの掘り下げより技術披露に走りがち

 

 

語弊を恐れずに言うなら、根っからの漫画家は絵が下手なのだ。真顔

そして根っからのイラストレーターはめっちゃめちゃ絵がうまいのだ。

イラストレーターの人たちには世界が「色づいた鮮やかな世界」に見えているのだと思う。

そしてその彩りを、白紙に再現しようとしている。

そしてうまい人たちは、その色彩の世界を再現できるのだ。

 

一方、根っからの漫画家たちは、絵はそれほど見てない。

キャラが何を言うか、どんな顔で言うか、それを見ている。

漫画うまい人は、キャラの微妙な気持ちや内面を表情に描きだすことができる。

そして台詞。

漫画家たちの台詞は厳選されていて、個性的だ。

 

私は漫画家タイプなので、好きになる絵描きさんは同じ漫画家タイプの人。

デッサンとか色塗りとか、うまくてもうまくなくても良い。

そこにドラマがあれば良いっていうか。

 

ここで面白いのが、

「この人は潜在的に根っからのイラストレーターなんだろうな」っていう人が漫画を描いた場合。

絵はホントにうまくて、素晴らしい紙面。

でもなんか違うっていうか、漫画じゃないっていうか。

でもこれって、プロの漫画家さんでもけっこうよくあることで。

絵がうますぎる漫画家って、漫画になってないことあるよね。

1枚1枚の絵が全部イラストになっててドラマにならないっていうか…

1コマずつのイラストがドラマとして繋がらないんだよ。

 

↑これは決してディスっているわけではなくて、そういうもんなんだと思う。

これまたはっきり言っちゃうと、プロで言うと、私がそう感じた漫画家というのは

大暮維人と、皇なつきさん。

このお2人は根っからのイラストレータータイプで、ストーリーが全然頭に入ってこないんだよね笑い泣き

あ~ほんとに、ディスってるわけじゃないんですよあせる

どちらの漫画家さんの作品もめっちゃ買ってるし読んでるし好きだし尊敬してるし。

プロでさえそんな感じなのだから、アマの絵描きはもっとはっきり2つに分かれると思う。

 

漫画家タイプの人は小説家タイプの人との方が相性が良いのではないかとも思うけど、

それもなんか違うかなって。

結局、漫画家も「絵描き」の中の1人なので、漫画家も「絵」が好きなんだよね…

だから字書きさんともまた別人種というか。

 

とにかく自分と似たタイプの漫画家人種を見つけると、本当に好きだなって思う。

 

あと、プロの漫画家というのはこの2つの要素をどちらもハイレベルで兼ね備えているというすごい人種なのだろう。。。

 

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