レイとの出会い | yonnyのブログ

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彼女との出会いは2003年1月の中旬だった。


彼女との出会いが俺の人生観を変えた。


良いとか悪いとか関係無い程。




妻との間に子供が出来、出産したのが2002年12月31日。


妻は妊娠時から悪阻が酷く出産前の半年間入退院を繰り返していた。


その度に1人になる事が多くなり出会い系にハマっていた自分が顔を

出す様になってくるのであった。


最低な奴だけど仕事場と病院の行き来で何かあれば入院、退院の支度

を繰り返している内に少し位自由な時間があったって罰が当らないよ位に

思っていたのかな。


子供を宿す女性の方が余程大変に決まっているのだけど俺は所謂ダメ男だ。


そして出産、退院後、妻は実家に1カ月程居る予定だった。その期間が自由に

遊べる最後の期間だなとか考えていた俺。


それを察知するかの様な女の勘なのか、妻は実家に戻った後2週間程で明後日には

帰るからと言うのであった。


もっとゆっくりしてればいいじゃんと諭したが無理だった。


これは急がねばと出会い系にダイヤルする俺。ほんとアホ丸出しショック!



何人かと話をした中に妙に態度がでかい女がいた。


「ねえ、あんたかっこいいの?」


「あたしは相当かわいいよ」


「今から遊べる人?」


普通、こういうパターンは冷やかしでバックレられたりするか

会ったら男連れだったりして結構面倒な事になるのだけど。


自分で相当かわいいと抜かすそいつの顔をどうしても拝みたかった俺は


「俺も普通にもてるよ。かっこいいんじゃん」

そして身長も5cmはサバを読んで申告したと記憶する。


なんせ下手な事を言って会えないのは避けたかったから。


待ち合わせはROUND1近くのコンビニだった。


夜中2時位だったかな。約束の時間から10分位経ったけど現れず


やっぱバックレか・・・と思っていた矢先おじさんが乗る様なカローラバンが駐車場に停まった。


降りてきた彼女はロングコートを身にまとい少しやつれている様に見えた。


話っぷりからのイメージはいかにもギャル系だったのでちょっと違和感があったのを覚えている。


目が合って彼女は買い物をすると言って店内に入って行った。


俺も後をついていくのだが身長のサバ読みがばれるのが嫌だったので少し背伸びをして歩いたのを

覚えている。


コンビニから出て車2台で行動するのも変だから彼女は車を置いてくるので付いて来てと言った。


何となくそのままバックレられるのかなと思ったが付いて行くのであった。


途中見失いあれ?やっぱり?と思ったが向こうも俺が逃げたと思ってたらしい。


結局見付けて貰い彼女は車を置いて来て再び俺の前に現れた。


「逃げたかと思ったよ(笑)番号教えて貰っていい?」


彼女はちょっと照れた感じで聞いてきた。


あ、かわいいなって思った。彼女は彫りが深くてハーフと言っても疑われない顔立ちだった。


美人タイプだよねって言った気がする。


「彼女いるでしょ?」って聞かれたのでとっさに


「彼女はいないよ」(心の中で奥さんはいるけど)って答えてしまった。


ここで本当の事を話していればその場限りの話相手で終わっていたのだけど・・・