Amazon Prime Videoで。
2017年アメリカ映画
公開
アメリカ 2017年12月8日
日本 2018年3月1日
ギレルモ・デル・トロ監督作
ギレルモ・デル・トロらしく、
独特なファンタジー。
ただ、SFアクションではなく、恋愛ドラマ。
人間と半魚人のドラマ。
ギレルモ・デル・トロらしいのか、
描写が直接的である。
ヌードも出てくるし、暴力描写もひどい。
一見「E.T.」っぽいが、どちらかというと大人向け。
日本版でもR15指定。もっと直接的なR18版もあるあらしい。
主人公の女性(サリー・ホーキンス)が、少し自己中っぽいので、見ていてあまりいい気はしない。
欲にまみれた悪者が、半魚人を残酷に扱い、
それを正義の味方の主人公が助ける、と言えば聞こえはいい。
が、浴室を水で満たして下の階(映画館)の人に水漏れで迷惑平気で掛けたり、
自己中っぽさが強いので、正直どうでもよくなった。
半魚人に殺された猫がかわいそう。
評価は高く、アメリカのアカデミー賞で作品賞を受賞している。
ヴェネツィアでも金獅子獲っている。
が、自分はどちらかというと、
悪役やっていたマイケル・シャノンが助演賞級だった気がした。
ちなみに、メキシコ人のギレルモ・デル・トロはアメリカ・アカデミー賞監督賞をこれで獲った。
アカデミー賞監督賞
2015 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
– 『レヴェナント: 蘇えりし者』
2016 デイミアン・チャゼル
– 『ラ・ラ・ランド』
2017 ギレルモ・デル・トロ
– 『シェイプ・オブ・ウォーター』
2018 アルフォンソ・キュアロン
– 『ROMA/ローマ』
と2015,17,18とメキシコ人有名監督が一気に監督賞獲っていた時期だった。