映画みたろぐ 2024 164 シェイプ・オブ・ウォーター | 小説の灯・第二しゅうかつ

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2017年アメリカ映画
公開
アメリカ 2017年12月8日
日本 2018年3月1日

ギレルモ・デル・トロ監督作

ギレルモ・デル・トロらしく、
独特なファンタジー。
ただ、SFアクションではなく、恋愛ドラマ。
人間と半魚人のドラマ。

ギレルモ・デル・トロらしいのか、
描写が直接的である。
ヌードも出てくるし、暴力描写もひどい。

一見「E.T.」っぽいが、どちらかというと大人向け。
日本版でもR15指定。もっと直接的なR18版もあるあらしい。

主人公の女性(サリー・ホーキンス)が、少し自己中っぽいので、見ていてあまりいい気はしない。
欲にまみれた悪者が、半魚人を残酷に扱い、
それを正義の味方の主人公が助ける、と言えば聞こえはいい。
が、浴室を水で満たして下の階(映画館)の人に水漏れで迷惑平気で掛けたり、
自己中っぽさが強いので、正直どうでもよくなった。
半魚人に殺された猫がかわいそう。

評価は高く、アメリカのアカデミー賞で作品賞を受賞している。
ヴェネツィアでも金獅子獲っている。
が、自分はどちらかというと、
悪役やっていたマイケル・シャノンが助演賞級だった気がした。

ちなみに、メキシコ人のギレルモ・デル・トロはアメリカ・アカデミー賞監督賞をこれで獲った。
アカデミー賞監督賞
2015    アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
 – 『レヴェナント: 蘇えりし者』
2016    デイミアン・チャゼル
 – 『ラ・ラ・ランド』
2017    ギレルモ・デル・トロ
 – 『シェイプ・オブ・ウォーター』
2018    アルフォンソ・キュアロン
 – 『ROMA/ローマ』
と2015,17,18とメキシコ人有名監督が一気に監督賞獲っていた時期だった。