・・・ほんとに少しずつではあるものの、ダイビングに関する問い合わせや、他のショップさんからの乗合予約の連絡が増えつつあり、「よし!! 頑張っていこう!!」 「今までの分を取り返さなくちゃ」 、と思っていた矢先に船のエンジンが故障するという絵に書いたような “泣きっ面に蜂” 状況になっている。
・・・今日も那覇のショップ・オーナーさんから 「6月3日に出港できませんか??」 との問い合わせを頂いたのだが、事情を説明して丁重にお断りさせていただいた。
約10日前に、乗合のゲストさんをのせて出港した際、突然船外機がものすごい音と共に、煙を吐き、プロペラの回転が止まった。
その後、何度かいろんなことをトライしてみたが、うんともすんとも言わず船は漂流する状況になってしまった。
すぐにアンカーリングして流されないようにしたかったのだが、たまたまその場所はモズクの養殖エリア。
もし、アンカーを入れて養殖網を壊そうもんなら、とんでもない賠償請求が発生するのは避けられない。
しばらく北寄りの風にわざと流されながら、アンカーがうてるポイントまで我慢した。 その間、漁協の組合長でもある玉栄さんに連絡し、港まで曳航してもらう準備をお願いし、この日のお客様には、ダイビングを諦めていただくことになった。 平謝り状態の私は、このお客様の前向きで明るい人柄に救われた。
「こんな経験なかなかできなよね。 なかさん。!! 来月もお世話になるよ!!」
・・・泣きそうになった。
・・その日から、メーカーさんによる原因の究明と、今後の対策が検討されていたのだが、どうやら重症らしく、修理には時間がかかるとのこと。
「何もこのタイミングでなくても・・・」 とついつい愚痴りたくなってしまうのだが、 今回は同乗していたお客様の前向きな明るさを見習って、「よし!!、直ったらバリバリに海で働き倒してやる。」 そう思うことにした。
《業務連絡》 東海岸の乗合を検討されているオーナーさん。 修理完了しだいブログにてお知らせいたします。ご迷惑をおかけいたしますがご理解の程、よろしくお願いいたします。
本日の沖縄本島・中部地方。 西の風 2~4m。 なんとなく晴れ。
最高気温28°C。 体感湿度レベル・・・。
・・・「弱り目に祟り目」 「泣きっ面に蜂」 「踏んだり蹴ったり」 「 一難去ってまた一難」 「傷口に塩を塗る」 。
ちょっと多すぎないか??? この手の表現。