昨年は父のことでバタバタと、愚息の自分が心配で、死ぬに死ねない、生きて返ってきたと……。父の意識が一ヶ月半ぶりに戻った時、歩けた時は涙がでるほど嬉しかった。健康の大事さをしみじみと感じた。

いまだ続いているコロナ禍の中、今年は愛猫ベティちゃんが……。 

一年に数回しか行かない動物病院に二匹を連れてワクチン接種に行った。ワクチンを打った翌々日から、ベティちゃんが飲まない食わない。ワクチン接種前日までは元気に走り回りモリモリご飯を食べていたのに、頭を前後にユラユラしながらお腹も凄く波打ち肩で息をする。今までこんなことはないし、はじめての光景だ。お皿にキャットフードを入れた音が部屋に響けば、何処からともなく現れる。自動給水器では手の甲を湿らせて水を飲む。暇さえあれば水に手を突っ込んでバシャバシャとそれがいつもの日常、その光景に笑顔が生まれる。

動物病院で撮ってもらったレントゲンの画像には、心臓の上でとても難しい箇所にある腫瘍。腫瘍によって狭められた食道。白くなっている肺。愕然とした。まだ8歳、2.8kgと小柄な体。2cm位の腫瘍の体への負担は計り知れない。最悪の事が頭をよぎる。ブログでよく見てたMー君、Pやん、Rちゃん、最愛のペットとの別れの記事。癒しをいただいているペットには病気ではなく、老衰での苦しまない別れができればと、いや別れの事など恥ずかしながらこれっぽっちも考えていなかった。心の準備がまだできてない、もしかしたら腫瘍が小さくなる奇跡があるかも。どうにかして食べさせたいとウェットフードをポチっとして揃えてみたけど、何気に食べ物の好みがうるさいから食べてくれるか心配だ。奇跡を信じて何ができるかわからないけど、モヤモヤする気持ちをブログで記しておきたいと思った。

頑張って病気に打ち勝つように長生きして欲しい。