善意に対しての批判が悲しかった。そして孫さん、ありがとう。 | アラフィフ社長のひとりごと

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こんにちは!
SWEETA編集長です。

昨日の夜の自身では皆様、不安な夜を過ごされたかと思います。


我が家でも大きな揺れに家族全員動揺してしまいました。


そんな中、眠れずにツイッターを見ていて、編集長が憤慨してしまったことについてちょっとお話をさせていただきます。


あくまでも個人的な憤慨です。ごめんなさい。


私が憤慨している事の発端は・・・

「犬の心配してる場合じゃない!池田信夫氏が孫正義氏に苦言」

のタイトルをツイッターで目にしたことから始まりました。


これは人間がまだ避難所で苦しい生活をしているのにペットを救済するとはどいういうことか、という池田信夫氏の苦言から始まっています。


これから語る一連の内容の大前提として


この問題以前に、孫正義氏は個人資産から100億円の寄付、平成23年度から引退までの孫社長の報酬全額を震災で両親を亡くした孤児の支援として寄付すると表明しています。

いわゆる個人としても企業としてもできる限度を尽くしているといっても過言ではありません。


という事実を踏まえたうえで書かせていただきます。



今回の未曾有の震災に義援金や物資支援、ボランティアなど多くの善意が寄せられました。


みんながそれぞれの立場でそれぞれの役割でそれぞれの力で善意を全うしようという中でなぜ善意への批判が繰り広げられるのかに心を痛めています。


私自身、SWEETAというサイトの編集長をしていて思うこと。


それは愛犬がいたからこその新しい人生を楽しんでおられる方がどんなに多いか。

こんな地震のさなかでも「一人ぼっちの部屋にワンコがいてくれたから怖くなかった」と愛犬から勇気や元気や安心を与えてくれた方がどれだけ多かったか。


人を非難するのはとても簡単です。


でも私は孫正義さんのように個人寄付や生涯報酬を寄付して上で、御自身が正しいと思うことを実行するのであれば、直接的に協力はできなくても賛同しようと思います。


私は池田信夫さんも孫正義さんも友達でもなんでもないけど、己の信念に忠実に全うしようとする人間を非難する行動は誰であろうとも許すことができません。


もちろん、池田さんの意見に賛同する方はいらっしゃいます。
それも間違いではないと思います。


でもね。

今、この瞬間の判断に「正解」ってあるのでしょうか。
色んな人が「最適解」を求めて善意の行動をしています。

正解に近い事を成し遂げようと頑張っているのではないでしょうか。



池田さんがおっしゃるような論議は個人間ではなくまず政府がリーダーシップをとって行うべき。
1000億円の義援金を昨日か今日になって論議を始めます、なんて悠長な事を言っている日本政府には何の苛立ちもないのですか。


池田さんはおっしゃいます。
「これから日本は、犬どころじゃない多くのものを捨てるつらい選択をしなければならない。それを知らないで犬の心配をしているのは、「優先順位」という言葉を知らない幸福な人だ。」

命の優先順位。
政府が救済の優先順位として守るべきものを順番に守っていく、というのであればそれは尊守します。


でも。

孫正義さんは一企業人。一個人。


誰にとって何が優先順位なのか、それは個人の自由として賛同してもいいのではないかと思います。


私たちも「Save The Pets」というペット救済プロジェクトに参加させていただいています。
現地での活動、物資支援、署名運動。
大きな支援団体ではできない細やかな活動をこつこつと行っています。


孫正義さんのように影響力のある方がペット救済を発言してくれて本当に嬉しく思います。



池田信夫さん、一連の流れについてはこちらから。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/comp/n_twitter2__20110408_5/story/itlifehack_4434052/



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