昨日もいつもと同じく自宅で暇してダラダラしていたら医学院の先輩から連絡があり、「日帰り旅行にでも行きませんか?」と
暇な私にとっては楽しみが出来るので、もちろんしました。
それで日程を聞いたら「今日」
てっきり別途予定を立てて行くのかと思っていました。
まぁ、でも私と先輩はいつも行き当たりばったりや適当に行動して楽しんでいるので問題ありません
そして、もう一人暇してる友達が居るので3人でお昼過ぎに一緒に出掛けました。
目的地は「興城」という場所です。
錦州の2つ隣なの街です。
そしてそこは遼寧省の省管轄の中でも最も下の場所です。
遼寧省はA~Pまで管轄アルファベットが振られていて、Aが省都の瀋陽、Pが胡芦島や興城となっております。
因みに錦州はGですよ
今回の日帰り旅行の目的は興城は温泉でも有名な場所らしいので、出来たら温泉に入り、そこで有名な餃子を食べて帰ろうという単純な感じでした
お昼過ぎに駅前の長距離バスターミナルで待ち合わせし、切符を買い出発
こちらがそのバス。
「虎跃直客」という旅客バスで、我々の中では通称「虎バス」と呼んでいます。
阜新へホームステイに行った時もこの虎バスで行きました。
バスの車内はこんな感じ。
定員37人に対して、20人程しか居ませんでした。。。
場所も場所だけあって利用客も少ないんでしょうかね
バスで約2時間掛けて興城まで行きます。
で、道中意外な場面が
いきなりバス停も無い場所で停車しました。
下りる客も誰一人居ないし、故障したのかと思ったら…、、、
運転手が下りてスーパーへ向かい、お菓子と飲み物を買って来ました
何とスーパーへ買い物をするために停車したのです。
いいなぁ~、このマイペースでまったりして時間がゆっくり流れる雰囲気
日本では考えられないですよね
そして到着
ここが「興城」です。
駅前なのに殆ど人が見当たらないとても静かな場所です。。。
バスの出発する時間が中途半端だったため、着いた時には17時半でした…
そしてまず先に飯だ~って事になり、早速有名な餃子店へ行きました。
はい。
ここがその有名な餃子店です
名前は「後悔餃子」です。
食べると後悔するのではなく、食べないと後悔するという意味らしいです
注文した料理は、、、
まず「アサリと豆腐のスープ」。
これはいい味が出ていて、あっさり系の美味しさです
そして来ました、例の「後悔餃子」
中身の具はいろいろとあり、今回は豚肉と韮と卵の物にしました。
で、お味は、、、美味しいですよ
肉汁がたくさん入っていて、凄くいい感じです。
噂通り食べないと後悔するかもしれませんね…
まぁ、でも餃子ですから、、、
大げさなキャッチフレーズの方が万人受けするのでしょうね。
それから「春餅」という物です。
これは単体では食べません
これは「魚香肉丝」です。
単体でももちろん美味しいですけど、これを春餅に巻いて食べるんです
この様に適当な感じで巻いて食べます。
私は巻いて食べた方が好きかな
料理はこれだけです。
3人ですから、あまり注文しても食べ切れないしちょうど良かったです。
食べ終わった頃には20時を過ぎていて、温泉に行けるかどうか微妙な感じでした…。
今日中に帰らないとならなかったので、どうしようかと。
既に帰りのバスは無い、残るは汽車か、奮発してタクシーか
とりあえず駅まで行き、錦州へ行く汽車を確認しました。
そしたら、、、
20:30、20:40、24:09
この3本のみ。
切符売り場の窓口の人曰く、最終の汽車は北京発ハルビン行きの長距離夜行列車なので相当混雑しており、現在座席はありませんとの事
という訳で、20時半の短距離列車にしました。
こちらはガラガラと言っていたので。
その代わり温泉は断念
汽車の到着、錦州まで約1時間です。
階段がホームの後部にあり、我々は一番安い席を買ったので駅員に前から2両目ですと…
「停車時間は30秒なので急いで~」と言われましたが。。。
ホームがどんだけ長いと思ってるのよって感じ。
この汽車は24両編成のタイプで1両がJRより全然長いから、ホームの先頭まで走った走った…
ちょっと連結し過ぎ
実際に数えはしませんでしたが、窓口のおばちゃんが言ってました…。
でもあの長さはそれだけ連結していても不思議ではなかったです
そしてメッチャ疲れましたが何とか乗れました。
ホームの設計誰がやったんだよ…、もっと真ん中辺に階段作らないとダメだよ~
乗ったら案の定ガラガラじゃん~ってラッキー気分でした
そして、、、車掌が。
車:「切符を拝見します」
私:「はい」
車:「君たちはこの車両じゃなくて隣の車両だよ」
私:「は?」
隣の車両へ移動してみたら、、、
ガラガラじゃないじゃん…
まぁ私たちの席はちゃんとあったから良かったのですがね。
車掌曰く
車:「君たちの一番安い硬座はこっち、隣の車両は高額な軟座だよ」と。
って事は窓口のおばちゃんがガラガラって言ったのは高額席だったのね…。
それを早く言いなさいよ
安いと言ってもちゃんと「空調快速」なので快適でした
それにしても汽車に乗るのは約1年振りでした。
懐かしい~、このごちゃごちゃした雰囲気
ちょっと車内を見回りに行きました。
連結器部分手前には洗面所が設置されています。
なぜならこの汽車は寝台車も一緒に連結されているので、一般車両にも全て設置されています。
残念ながら食堂車や寝台車には入れさせてくれませんでした…
それから給湯所もちゃんとあります。
これは先輩がカップラーメンを食べるところ
1時間なのであっという間に到着しました。
少し遅延していたため、着いた時は21時半を過ぎていました。
錦州駅からはタクシーで自宅まで。
自宅に着いた時は結構疲れていました。
日帰りでも移動が大変だから疲れますね…
またこんな感じで何処かに遊びに行きたいと思っています。
次回はもっとちゃんと楽しめる様に計画します