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G7広島サミットを機会にいくつかの自動車メーカーが

新しいプロジェクトを発表しています。

トヨタ自動車、その完全子会社であるダイハツ工業、

スズキ(トヨタは約5%の株式を保有)の3社は

軽自動車仕様の電動マイクロバンを発表して話題となった。

 

BEVバンはカーボンニュートラルに向けた

業界全体の取り組みの一環である。

軽自動車は排気量に制限のあるガソリンエンジンを搭載し

密集した都市部の狭い道路を走行できるように

厳しい寸法制限を設けています。

また税制優遇や駐車場優遇などの特典もあります。

 

エンジンの規定は電気自動車には適用されませんが

ボディサイズは軽自動車規格に適合しています。

軽バンは大型商用車では入れないような混雑した道を

スイスイと走ることができるため

物流におけるラストワンマイルの問題を解決するためによく使われます。

 

この車は軽自動車を得意とするダイハツが製造し

ダイハツはハイゼット カーゴと名付け

(ハイゼットの名前は1960年以来一貫して同社のラインナップにある)

トヨタは「ピクシス バン」

スズキは1982年から続く「エブリィ」というネーミングになります。

バッジを除けば3台の外観は全く同じである。

1回の充電での航続距離は約200km(124マイル)を見込んでいる。

 

この展示会はトヨタの前社長である豊田章男氏が会長を務める

日本自動車工業会と共同で開催されました。

豊田氏は4月に祖父が創業した会社のトップの座から退いたが

現在も会長として監督的な役割を担っている。

豊田氏はEVの導入が遅かったと批判されており

新CEOの佐藤恒治氏は水素やハイブリッドによる

カーボンニュートラルへの多面的なアプローチをとりつつ

電気自動車の役割を強調している。

しかしこのバンは豊田社長が退任する前から開発されていた可能性が高い。

 

出典