瓦町1丁目のLa Cucinaの営業時間が夜12時まで延びたとのことなので早速行ってまいりました。
せまーい階段を降りたところにあるほんとの意味での隠れ家(?)。
靴を脱いでゆったりといただけるところも気に行っています。
まず一品目。マグロとマスカルポーネチーズ、あけがらす(山形の辛い味噌みたいなの)をポテトの上に載せて
「寿司を食べるみたいに食べてください。」とのこと。
美味い!マスカルポーネチーズが脂の乗ったマグロのねっとり感を引き立て、最後にポテトのほんのりした甘味が香ります。「寿司みたいに」っていうアイデアも面白いでしょ。こういう遊び感が外食の喜びを倍増させてくれますね。
2品目はイカソーメンをパスタに見立て、トマトの上に盛り付けたもの。ポテトの千切りのフライとセロリをあしらって、こっそり巣ごもり卵のようにウズラの卵が隠れています。一瞬「え?」と言う感じなんですが、混ぜて食べるとこれもまた絶品。ちょっとちらしたセロリの葉が味わいをより複雑なものにしています。
ここら辺でパスタに突入。これはサンマと大根おろしのパスタ。シェフは「サンマと大根おろしっていう単純な発想なんですけど」とおっしゃるがこれもまた絶品。言うまでもないことですが和風の組み合わせだからと言って決して安直な「和風パスタ」にはなっていません。
ここで、締めに頼んだのがこれ!
ローマ風カルボナーラ、名残のサマートリュフ添え。ここのカルボナーラは生クリームを使わないので締めに食べても次の日に胃がもたれません。サマートリュフもどっさり入っていて満足。
途中から横におられたほかのお客様ともお話がはずみ、とっても楽しい夜になりました。
カウンター式だとこう言う素敵な出会いもあるんですよね。