「大地の慟哭(どうこく) 中国民工調査」」を出版してはや2ヶ月。
もう落ち着いたというか、これからまた本の売り上げが上がったりすることはないだろうと半分諦めていたのですが、ここに来てまたメディアに取り上げて貰えました。
週刊エコノミスト7月24日号の書評欄で取り上げていただいています。
私の名前は「ほか」の2文字で片づけられていますが・・・
慶応大学の先生がこの本について論評してくださっています。私は中国社会の専門家でもないので、自分の訳した本ではありますが書評を読んで「ほーーー」と思うことしきりです。
今話題になっている「ダンボール入り肉まん」の「やらせ」を演じたのも出稼ぎ労働者=民工だと言われています。真偽のほどはわかりませんが・・・・。現代中国のさまざまな問題に本書で書かれていることがかかわっているんだなあと感じました。こじ付けで薦めるわけではありませんが、今の中国の問題に興味をお持ちの方、できればご一読を。本書を読むのが面倒くさければ上記週刊エコノミスト7月24日号の書評欄でも立ち読みしてみてください。