FCバルセロナvsオサスナ
リーガ第18節、レイノ・デ・ナバラスタジアムで行われたオサスナvsFCバルセロナの一戦は、濃い霧と半凍状態のピッチと、極寒のコンディションで行われました。
試合のスタメンは以下の通り。
GK ビクトル・バルデス
CB カルレス・プジョル
CB ジェラール・ピケ
LSB エリック・アビダル
RSB ダニエウ・アウベス
DMF セルジ・ブスケッツ
CMF セイドゥ・ケイタ
CMF チャビ・エルナンデス
LWG ティエリ・アンリ
RWG レオ・メッシ
CFW サムエル・エトー
試合は、開始序盤から完全にボールを支配したバルサ。
前半10分、オサスナ陣内でボールを受けたメッシが30mのドリブル突破から放たれたゴール隅を狙ったゴロのシュートは、惜しくもゴール右のポストに当たって跳ね返ってしまいます…。
続いてはアンリ。
左サイドを縦に突破し、スライディングの相手をかわして角度の無い所から放ったシュートは、GKロベルトが体を張ってセーブしました…。
前半、バルサは完全にボールポゼッションを保ち、相手に殆どチャンスを与えませんでした。
そんな中、22分にはチャビ、25分にはアンリがシュートチャンスを掴み、更には26分にオサスナのセルヒオが泡やオウンゴールというシーンも。
しかしながら、1点が遠いバルサ。
前半、オサスナにも一度だけ決定機が訪れます。
41分、右サイドのフアンフランのクロスに中央でパンディアニがドンピシャで合わせたヘディングシュートは、バルデスがファインセーブ!
そしてその直後でした。
メッシのスピードを活かしたドリブル突破!
オサスナは5人、バルサは2人。
3人のDFに詰められたメッシは、鮮やかにエトーへマイナスのパス!!
これで残り2人。
ゴール正面でボールを受けたエトーは、ワントラップから素早く右足を振り抜くと、ボールは詰めて来たDFの股間をすり抜けてゴール左隅に突き刺さりました!!!
しかし後半に入ると、レイノ・デ・ナバラを覆う視界を奪うような濃い霧がアスールグラナの視界も奪ったのか、いつものような流動的なパスワークは見る影もなくなり、オサスナのチャンスシーンが多く見られるようになりました。
そんな中、62分、右からのコーナーキックにファーサイドでフラーニョがヘディングシュートを決め、同点とされてしまいます。
途中、ブスケッツが倒れているのを見たレオが試合を止めようとした瞬間、オサスナがボールをかっさらいシュートまで持っていきます!(怒)
これはバルデスが辛くもセーブしますが、これに激怒したバルデスはピッチ中央まで抗議に。
結局バルデスを含め、オサスナ2枚の、計3枚のイエローが提示される事態となりました。
これで火が付くかと思われたバルサでしたが、さらに勢い付くオサスナ。
レイノ・デ・ナバラの熱狂的なファンの声援をバックに、圧力を強め、72分、遂にパンディアーニに逆転ゴールを奪われてしまいました!
完全に勢いに押される形で逆転を許したバルサ。
さらに活気付く相手に対し、その状況を覆すのはいよいよ困難化と思われました。
しかし尻に火の付いたバルサは、再びギアチェンジし、猛攻に転じます。
80分、右サイドを突破したアウベスのセンタリングをチャビが押し込んで同点ゴール!
しかしこの際、チャビは相手の脚に自らの脚を痛打…!
故障による試合の続行が危ぶまれましたが、事なきを得ます。A=´、`=)ゞ
続いては高い位置からダニがプレスを掛けて奪ったボールをメッシがドリブルから強烈なミドルシュート!!
ボールは左に変化しながらGoal!!!
瞬く間に逆転ゴールをもぎ取りました。

【オサスナ2-3FCバルセロナ】
0-1 エトー(45分)
1-1 フラーニョ(62分)
2-1 パンディアニ(72分)
2-2 チャビ(80分)
2-3 メッシ(84分)
苦境を乗り越え、難しい状況を克服しての価値ある勝利。
これで勝ち点は47。
これは昨シーズンのレアルが打ち立てたリーガ前半戦の勝ち点最多記録と並ぶこととなります。
さて次節はデポルティーボ・ラ・コルーニャをカンプ・ノウに迎えての1戦となります。
今日の試合の問題点を教訓として、リーガ前半戦、勝ち点最多記録の更新をしてくれることを願って…。
それでは以降は試合後の監督と選手のコメントです。
ではまた。
★オサスナ戦後のグアルディオラのコメント

「今日、我々が苦しむ事は十分に予想することが出来た。オサスナは魂を懸けて戦って来るチームだし、歴史的にもこのスタジアムでは常に苦しんでいる。今日の試合が難しくなる事は分かっていた。前半、我々は素晴らしい試合をしたと思う。しかし、後半、2-1にされるまで、我々は試合に100%入って行くことが出来なかった。熱くなるようないざこざもあった。後半の序盤は、集中し、全力で戦って来たオサスナにイニシアチブを奪われた。しかし、最後は選手達のポテンシャルをしっかりと発揮し、勝利を掴み取ることが出来た。
この試合は今後に向け、良い授業となるだろう。これで、我々はチャンピオンでも何でも無い事が分かったはずだ。我々の欠点が浮き彫りになった。まだ多くの試合が残っている。今日のような展開に陥らないよう、修正して行く必要がある」
【オサスナへの称賛】
「オサスナは我々に多くの困難をもたらして来た。特に際立っていたのは、彼らのファイティングスピリットだ。こうした戦いを続けて行けば、彼らは今いる順位から必ず抜け出すだろう」
【レオ・メッシ】
「メッシはチームに平静をもたらしてくれる選手。今の彼の凄まじい勢いが続く事を願っている」
★オサスナ戦後の選手達のコメント

【チャビ・エルナンデス】
「後半は苦しんだね。だけど、最後は勝利に値する戦いをしたと思う。今のチームには自信と誇りがある。それが戦いぶりに表れたね。300試合!?ここまであっと言う間だった気がする。僕は1日1日を歩んで来ただけさ」
【ジェラール・ピケ】
「ある時間帯、僕らはボールを前に運ぶのに苦労した。だけど、リードされてからは良くリアクションを起こしたし、勝利を掴む事が出来た。後半は試合の中に入って行くのに少し時間が掛かってしまったし、相手に突け入る隙を与えてしまった。勝ち進んで行くに連れ、僕らは称賛を浴びるけれど、自分達自身はしっかりと地に足付けて進んで行かなければいけない。油断すればやられてしまう。今日がその良い例だ。FIFAワールド・プレーヤー!?チャビもメッシもそれに値する選手。どちらかが選ばれれば嬉しいね」
【ビクトール・バルデス】
「前半、僕らは相手をはっきりと上回った。それが逆に後半の低調なリズムに繋がってしまったかもしれない。その中で、相手が勢いに乗って攻め、2点をもぎ取ってきた。だけど僕らはそれに対してしっかりとリアクションすることが出来た」
【レオ・メッシ】
「難しい試合になることは分かっていたよ。このスタジアムや相手の事を考えればね。とにかく、何よりも重要なのは勝利したこと。勝ち点3を手にしたことだよ。3点目のゴールは上手く決まってくれたね。この結果にはとても満足しているし、リードされてからチームは奮起し、最後は勝利する事が出来、皆満足しているよ。ブスケッツが地面にうずくまったから、僕はプレーを止めたんだ。だけど、彼らはそのボールを奪い取って、泡やゴールを決めるところまで行ってしまった。逆に、オサスナの選手が倒れた時、今後は僕らがプレーを続けたら主審がプレーを止めた。あの(不公平な)ジャッジは僕らに不利に働いたね。FIFAワールド・プレーヤーについては僕は静観しているよ。チャビと一緒にね。僕にとって何よりも重要な事は、チームが勝つ事、チームが順調に進んで行くことだ」
FCBarcelona Home Page より
試合のスタメンは以下の通り。
GK ビクトル・バルデス
CB カルレス・プジョル
CB ジェラール・ピケ
LSB エリック・アビダル
RSB ダニエウ・アウベス
DMF セルジ・ブスケッツ
CMF セイドゥ・ケイタ
CMF チャビ・エルナンデス
LWG ティエリ・アンリ
RWG レオ・メッシ
CFW サムエル・エトー
試合は、開始序盤から完全にボールを支配したバルサ。
前半10分、オサスナ陣内でボールを受けたメッシが30mのドリブル突破から放たれたゴール隅を狙ったゴロのシュートは、惜しくもゴール右のポストに当たって跳ね返ってしまいます…。
続いてはアンリ。
左サイドを縦に突破し、スライディングの相手をかわして角度の無い所から放ったシュートは、GKロベルトが体を張ってセーブしました…。
前半、バルサは完全にボールポゼッションを保ち、相手に殆どチャンスを与えませんでした。
そんな中、22分にはチャビ、25分にはアンリがシュートチャンスを掴み、更には26分にオサスナのセルヒオが泡やオウンゴールというシーンも。
しかしながら、1点が遠いバルサ。
前半、オサスナにも一度だけ決定機が訪れます。
41分、右サイドのフアンフランのクロスに中央でパンディアニがドンピシャで合わせたヘディングシュートは、バルデスがファインセーブ!
そしてその直後でした。
メッシのスピードを活かしたドリブル突破!
オサスナは5人、バルサは2人。
3人のDFに詰められたメッシは、鮮やかにエトーへマイナスのパス!!
これで残り2人。
ゴール正面でボールを受けたエトーは、ワントラップから素早く右足を振り抜くと、ボールは詰めて来たDFの股間をすり抜けてゴール左隅に突き刺さりました!!!
しかし後半に入ると、レイノ・デ・ナバラを覆う視界を奪うような濃い霧がアスールグラナの視界も奪ったのか、いつものような流動的なパスワークは見る影もなくなり、オサスナのチャンスシーンが多く見られるようになりました。
そんな中、62分、右からのコーナーキックにファーサイドでフラーニョがヘディングシュートを決め、同点とされてしまいます。
途中、ブスケッツが倒れているのを見たレオが試合を止めようとした瞬間、オサスナがボールをかっさらいシュートまで持っていきます!(怒)
これはバルデスが辛くもセーブしますが、これに激怒したバルデスはピッチ中央まで抗議に。
結局バルデスを含め、オサスナ2枚の、計3枚のイエローが提示される事態となりました。
これで火が付くかと思われたバルサでしたが、さらに勢い付くオサスナ。
レイノ・デ・ナバラの熱狂的なファンの声援をバックに、圧力を強め、72分、遂にパンディアーニに逆転ゴールを奪われてしまいました!
完全に勢いに押される形で逆転を許したバルサ。
さらに活気付く相手に対し、その状況を覆すのはいよいよ困難化と思われました。
しかし尻に火の付いたバルサは、再びギアチェンジし、猛攻に転じます。
80分、右サイドを突破したアウベスのセンタリングをチャビが押し込んで同点ゴール!
しかしこの際、チャビは相手の脚に自らの脚を痛打…!
故障による試合の続行が危ぶまれましたが、事なきを得ます。A=´、`=)ゞ
続いては高い位置からダニがプレスを掛けて奪ったボールをメッシがドリブルから強烈なミドルシュート!!
ボールは左に変化しながらGoal!!!
瞬く間に逆転ゴールをもぎ取りました。

【オサスナ2-3FCバルセロナ】
0-1 エトー(45分)
1-1 フラーニョ(62分)
2-1 パンディアニ(72分)
2-2 チャビ(80分)
2-3 メッシ(84分)
苦境を乗り越え、難しい状況を克服しての価値ある勝利。
これで勝ち点は47。
これは昨シーズンのレアルが打ち立てたリーガ前半戦の勝ち点最多記録と並ぶこととなります。
さて次節はデポルティーボ・ラ・コルーニャをカンプ・ノウに迎えての1戦となります。
今日の試合の問題点を教訓として、リーガ前半戦、勝ち点最多記録の更新をしてくれることを願って…。
それでは以降は試合後の監督と選手のコメントです。
ではまた。
★オサスナ戦後のグアルディオラのコメント

「今日、我々が苦しむ事は十分に予想することが出来た。オサスナは魂を懸けて戦って来るチームだし、歴史的にもこのスタジアムでは常に苦しんでいる。今日の試合が難しくなる事は分かっていた。前半、我々は素晴らしい試合をしたと思う。しかし、後半、2-1にされるまで、我々は試合に100%入って行くことが出来なかった。熱くなるようないざこざもあった。後半の序盤は、集中し、全力で戦って来たオサスナにイニシアチブを奪われた。しかし、最後は選手達のポテンシャルをしっかりと発揮し、勝利を掴み取ることが出来た。
この試合は今後に向け、良い授業となるだろう。これで、我々はチャンピオンでも何でも無い事が分かったはずだ。我々の欠点が浮き彫りになった。まだ多くの試合が残っている。今日のような展開に陥らないよう、修正して行く必要がある」
【オサスナへの称賛】
「オサスナは我々に多くの困難をもたらして来た。特に際立っていたのは、彼らのファイティングスピリットだ。こうした戦いを続けて行けば、彼らは今いる順位から必ず抜け出すだろう」
【レオ・メッシ】
「メッシはチームに平静をもたらしてくれる選手。今の彼の凄まじい勢いが続く事を願っている」
★オサスナ戦後の選手達のコメント

【チャビ・エルナンデス】
「後半は苦しんだね。だけど、最後は勝利に値する戦いをしたと思う。今のチームには自信と誇りがある。それが戦いぶりに表れたね。300試合!?ここまであっと言う間だった気がする。僕は1日1日を歩んで来ただけさ」
【ジェラール・ピケ】
「ある時間帯、僕らはボールを前に運ぶのに苦労した。だけど、リードされてからは良くリアクションを起こしたし、勝利を掴む事が出来た。後半は試合の中に入って行くのに少し時間が掛かってしまったし、相手に突け入る隙を与えてしまった。勝ち進んで行くに連れ、僕らは称賛を浴びるけれど、自分達自身はしっかりと地に足付けて進んで行かなければいけない。油断すればやられてしまう。今日がその良い例だ。FIFAワールド・プレーヤー!?チャビもメッシもそれに値する選手。どちらかが選ばれれば嬉しいね」
【ビクトール・バルデス】
「前半、僕らは相手をはっきりと上回った。それが逆に後半の低調なリズムに繋がってしまったかもしれない。その中で、相手が勢いに乗って攻め、2点をもぎ取ってきた。だけど僕らはそれに対してしっかりとリアクションすることが出来た」
【レオ・メッシ】
「難しい試合になることは分かっていたよ。このスタジアムや相手の事を考えればね。とにかく、何よりも重要なのは勝利したこと。勝ち点3を手にしたことだよ。3点目のゴールは上手く決まってくれたね。この結果にはとても満足しているし、リードされてからチームは奮起し、最後は勝利する事が出来、皆満足しているよ。ブスケッツが地面にうずくまったから、僕はプレーを止めたんだ。だけど、彼らはそのボールを奪い取って、泡やゴールを決めるところまで行ってしまった。逆に、オサスナの選手が倒れた時、今後は僕らがプレーを続けたら主審がプレーを止めた。あの(不公平な)ジャッジは僕らに不利に働いたね。FIFAワールド・プレーヤーについては僕は静観しているよ。チャビと一緒にね。僕にとって何よりも重要な事は、チームが勝つ事、チームが順調に進んで行くことだ」
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