今年最後のリーガ
今朝、午前3:00。
バルサは天王山最終戦であるビジャレアルとの戦いを目前にしていました。
試合開始から僅か3分。
まずはバルサが先制のチャンス!
チャビとのコンビネーションからアンリが右足でシュート。
しかしこれはGKディエゴ・ロペスに防がれてしまいました。
その10分後には再びアンリが意表を突くシュートを放つも、ボールは僅かにゴール左へ…。
ボールポゼッションではバルサが上回ったものの、ビジャレアルも果敢に攻撃を仕掛け、前半は一進一退のまま進み0-0で折り返します。
後半に入ると、先にビジャレアルにチャンスをものにされてしまいます。
48分、下がってボールを受けたロッシが、前線に抜け出すカニにパスを送り込むと、抜け出したカニがバルデスをかわすようにループシュート!
これがゴールにきれいに決まり、ビジャレアル先制…。(TωT)
その後、バルサは相手ゴールへ攻め立てつつも、どうもリズムが悪く、
「まさか、このままズルズルと点が取れずに最後の最後で負けてしまうんじゃ…。」
などと思い始めた矢先でした。
ビジャレアルの得点から6分後。
チャビから右のオープンスペースにボールが送り込まれると、走り込んだアビダルがゴール前にクロス!
そこへ猛然と突っ込んで行ったのはケイタ!!
GKディエゴ・ロペスより僅かに早くケイタの頭に当たったボールは、ビジャレアルゴールに突き刺さりました!!!
さすが、元セビージャ・コンビ。
タイミングばっちりでしたねw
同点に追いつくことに成功したバルサは、さらに果敢に攻め立てます。
そんな中、チャビが右サイドを2人に囲まれながらもきれいに前を向くと、そこから中央へグラウンダーの巻いてくるパスをGKとDFの間へ!
そのボールにアンリが左足のボレーで合わせて、ついにバルサが逆転ゴールを決めました!!

逆転に成功したバルサでしたが、必死に攻めて来るビジャレアルの攻撃陣を前に、ピケが僅か4分という短い時間で2枚のイエローカードを受け、退場になってしまいました。
ですが、この2枚目のイエローは明らかなミスジャッジでした!
たしかにピケは競っている最後、ボールを見てはいませんでしたが、特に肘が入っているわけでもなくカードが出るほどのプレイではなかったはずです。
マルコス・セナのFKにはいやな予感がかなりしましたが、ボールはゴールマウスを大きく越えていきましたw
1人多いビジャレアルはその後、ギジェルモ・フランコ、ニハト、イバガサ等が次々と決定機を掴むもゴールへは飛ばず。
そして試合はこのまま終了の笛。
バルサは、天王山を4連勝で2008年を締めくくることに成功しました。
この勝利によってバルサの勝ち点は41。
2位のセビージャに勝ち点10差を付けクリスマス休暇を迎えることができました。
メッシもゴールはありませんでしたが、心おきなく故郷へ帰れたのではないでしょうか?
【ビジャレアル1-2FCバルセロナ】
<ゴール>
1-0 カニ (48分)
1-1 ケイタ (54分)
1-2 アンリ (66分)
最後にいつもの通りベップと選手たちのコメントをどうぞ。
★ビジャレアル戦後のグアルディオラのコメント

「我々は今日、価値ある勝利を手にすることに成功した。非常に難しいスタジアムで、非常に難しいチームを前に、勝ち点3を手にすることが出来た意味は大きい。チームは今日、様々な意味で素晴らしい試合をしてくれた。偉大な一歩だ。直接のライバルとの4連戦で勝ち点12を掴むことが出来たのは素晴らしいことだ。開幕戦でヌマンシア相手に1-0で敗れた時には想像も出来なかったような前半戦を送る事が出来た。しかし、まだまだリーガは沢山の試合が残っている」
【ビジャレアルの質】
「ビジャレアルは非常に熟成されたチーム。高い質の選手が揃っており、彼らが多くのゴールチャンスを作り出すのは当然の話だ。ここ数年、常に彼らはその事を証明している。素晴らしいフットボールを実践するチームだ。そんなチームを相手に、そのホームで勝てた事に満足している。今はとにかくゆっくりと休んで、新たな年へのエネルギーを養うことが重要だ」
【10人での戦い】
「1点リードしている展開で10人での戦いを強いられた場面というのはあまり経験していない状況だった。そうしたシチュエーションでの戦い方というのを知る必要がある。チームは10人になっても、リードしていても、相手のホームであろうとも、いつもの自分達のプレーを続け、攻撃的に臨んでいた。そうした選手達の意気込みを監督が抑えることは難しい。しかし、それまでの努力を一瞬にして失う危険性を冒すことは、避ける必要があるだろう」
【全ての試合が難しい】
「ウエルバ(レクレアティボ)での試合、ビルバオでの試合、パンプローナ(オサスナ)での試合、もしくはサンタンデールでの試合。全ての試合は難しい。そして、今日のマドリガルでの試合も然りだった。ビジャレアルは非常に良く動き、自分達の仕事を全うして来た。そんな彼らに勝ったのだから、貴方達メディアの人達はチームを賞賛することだろう。どうぞ好きに書いてもらって構わない。だけど、それはチームが再び活動を開始するまでにして欲しい」
【統計はタイトルをもたらしてはくれない】
「“冬のチャンピオン”確定!?私にとってそれは何の意味も成さない。当然ながら、最後にチャンピオンの座を勝ち取れるかどうかだ。それまでのどんな統計的な数字も、タイトルをもたらしてはくれない」
★ビジャレアル戦後の選手達のコメント
【ジェラール・ピケ】
「退場のシーンは、イエローカードの出るプレーでもなければ、ファールでも無い。でもとにかく、最も重要なのは、(僕の退場が)結果に影響しなかったことだよ。チームは常に勝利を確信して戦っている。今日は前半、何度か決定機を掴んだ。後半に先制されたけど、直ぐに最初のチャンスで同点にしたし、その後に逆転ゴールを決めることが出来た」
【サムエル・エトー】

「この調子で進んで行かなければいけない。まだまだ先は長いし、他のチームには追い付くチャンスが残されている。1試合ずつ着実に挑んで行きたい。僕らは良い仕事をすることに集中している。今の良い流れの中で戦えることは満足だし、幸せだ。
ここ数ヶ月の間に僕らがやって来たことを振り返れば、何故僕らが好調なのかが分かるはずだ。この段階で多くの勝ち点を掴む事が出来ているのは、僕らに勝者のメンタリティーが備わっているからだ。いつか僕らは負けるだろう。だけど、戦う姿勢では決して負けないよ。この4試合は直接的なライバルとの重要な勝利だった。だけどリーガは4チームだけを相手にしている訳じゃない」
【チャビ・エルナンデス】

「僕らは今日の勝利にとても満足している。何故なら、このスタジアムは攻略するのがとても難しいからね。ビジャレアルも僕ら同様の哲学を持ってプレーしている。ボールをしっかりと保持し、繋いで行くフットボールだ。そんな相手とやっての勝利だけに、より価値がある。10人になって苦しい展開になったけど、何とか乗り切ることが出来た。直接的なライバルに4勝することが出来たのは、とても自信になるね」
【セルジ・ブスケッツ】
「前半は一進一退の拮抗した展開だった。後半は相手が先制して、僕らは奮起した。1-2と逆転してからは、試合をコントロールすることが出来たけど、ピケの退場によって再び厳しい展開となった。引いて守る展開が増えたし、危険な状況だった。まだリーガは沢山残っている。確かに僕らは重要なリードを手にしたけど、まだ何も決まっていない。今日のアンリは10点満点だね。彼は偉大過ぎる程の選手だし、チームの為に献身的に働いてくれている」
【エリック・アビダル】
「僕らは素晴らしい試合をしたと思う。今年をこれ程の状況で締めくくることが出来て、本当に嬉しいよ。ビジャレアルは強い。だからこそ、この勝利はクリスマス休暇から自信を持って戻って来ることが出来るね」
【セイドゥ・ケイタ】

「今日、僕らはとても難しい状況の中でも2ゴールを奪う質と決定力を持っていた。この結果には本当に満足しているよ。ライバルとの差を広げることが出来たことはとても重要だ。だけど、まだ何も決まった訳じゃない。今はとにかくゆっくりと休んで英気を養い、また来年も同じように進んで行きたいね」
★クリスマス休暇へ突入
この日の試合で2008年度の全ての試合をこなしたチームは、そのままクリスマス休暇に突入する。再びチームが集合するのは12月29日(月)だ。最も、アウベス、カセレス、メッシ、ケイタ、エトーの遠距離組は、年明け2日の合流となる。
29日から早くも活動を再開するチーム、週末の1月3日(土)には2009年度最初の試合、ホームでのマジョルカ戦が控えている。
FCBarcelona HomePage より
少し早いですが皆さん良いお年をw
ではまた。(o^-')b
バルサは天王山最終戦であるビジャレアルとの戦いを目前にしていました。
試合開始から僅か3分。
まずはバルサが先制のチャンス!
チャビとのコンビネーションからアンリが右足でシュート。
しかしこれはGKディエゴ・ロペスに防がれてしまいました。
その10分後には再びアンリが意表を突くシュートを放つも、ボールは僅かにゴール左へ…。
ボールポゼッションではバルサが上回ったものの、ビジャレアルも果敢に攻撃を仕掛け、前半は一進一退のまま進み0-0で折り返します。
後半に入ると、先にビジャレアルにチャンスをものにされてしまいます。
48分、下がってボールを受けたロッシが、前線に抜け出すカニにパスを送り込むと、抜け出したカニがバルデスをかわすようにループシュート!
これがゴールにきれいに決まり、ビジャレアル先制…。(TωT)
その後、バルサは相手ゴールへ攻め立てつつも、どうもリズムが悪く、
「まさか、このままズルズルと点が取れずに最後の最後で負けてしまうんじゃ…。」
などと思い始めた矢先でした。
ビジャレアルの得点から6分後。
チャビから右のオープンスペースにボールが送り込まれると、走り込んだアビダルがゴール前にクロス!
そこへ猛然と突っ込んで行ったのはケイタ!!
GKディエゴ・ロペスより僅かに早くケイタの頭に当たったボールは、ビジャレアルゴールに突き刺さりました!!!
さすが、元セビージャ・コンビ。
タイミングばっちりでしたねw
同点に追いつくことに成功したバルサは、さらに果敢に攻め立てます。
そんな中、チャビが右サイドを2人に囲まれながらもきれいに前を向くと、そこから中央へグラウンダーの巻いてくるパスをGKとDFの間へ!
そのボールにアンリが左足のボレーで合わせて、ついにバルサが逆転ゴールを決めました!!

逆転に成功したバルサでしたが、必死に攻めて来るビジャレアルの攻撃陣を前に、ピケが僅か4分という短い時間で2枚のイエローカードを受け、退場になってしまいました。
ですが、この2枚目のイエローは明らかなミスジャッジでした!
たしかにピケは競っている最後、ボールを見てはいませんでしたが、特に肘が入っているわけでもなくカードが出るほどのプレイではなかったはずです。
マルコス・セナのFKにはいやな予感がかなりしましたが、ボールはゴールマウスを大きく越えていきましたw
1人多いビジャレアルはその後、ギジェルモ・フランコ、ニハト、イバガサ等が次々と決定機を掴むもゴールへは飛ばず。
そして試合はこのまま終了の笛。
バルサは、天王山を4連勝で2008年を締めくくることに成功しました。
この勝利によってバルサの勝ち点は41。
2位のセビージャに勝ち点10差を付けクリスマス休暇を迎えることができました。
メッシもゴールはありませんでしたが、心おきなく故郷へ帰れたのではないでしょうか?
【ビジャレアル1-2FCバルセロナ】
<ゴール>
1-0 カニ (48分)
1-1 ケイタ (54分)
1-2 アンリ (66分)
最後にいつもの通りベップと選手たちのコメントをどうぞ。
★ビジャレアル戦後のグアルディオラのコメント

「我々は今日、価値ある勝利を手にすることに成功した。非常に難しいスタジアムで、非常に難しいチームを前に、勝ち点3を手にすることが出来た意味は大きい。チームは今日、様々な意味で素晴らしい試合をしてくれた。偉大な一歩だ。直接のライバルとの4連戦で勝ち点12を掴むことが出来たのは素晴らしいことだ。開幕戦でヌマンシア相手に1-0で敗れた時には想像も出来なかったような前半戦を送る事が出来た。しかし、まだまだリーガは沢山の試合が残っている」
【ビジャレアルの質】
「ビジャレアルは非常に熟成されたチーム。高い質の選手が揃っており、彼らが多くのゴールチャンスを作り出すのは当然の話だ。ここ数年、常に彼らはその事を証明している。素晴らしいフットボールを実践するチームだ。そんなチームを相手に、そのホームで勝てた事に満足している。今はとにかくゆっくりと休んで、新たな年へのエネルギーを養うことが重要だ」
【10人での戦い】
「1点リードしている展開で10人での戦いを強いられた場面というのはあまり経験していない状況だった。そうしたシチュエーションでの戦い方というのを知る必要がある。チームは10人になっても、リードしていても、相手のホームであろうとも、いつもの自分達のプレーを続け、攻撃的に臨んでいた。そうした選手達の意気込みを監督が抑えることは難しい。しかし、それまでの努力を一瞬にして失う危険性を冒すことは、避ける必要があるだろう」
【全ての試合が難しい】
「ウエルバ(レクレアティボ)での試合、ビルバオでの試合、パンプローナ(オサスナ)での試合、もしくはサンタンデールでの試合。全ての試合は難しい。そして、今日のマドリガルでの試合も然りだった。ビジャレアルは非常に良く動き、自分達の仕事を全うして来た。そんな彼らに勝ったのだから、貴方達メディアの人達はチームを賞賛することだろう。どうぞ好きに書いてもらって構わない。だけど、それはチームが再び活動を開始するまでにして欲しい」
【統計はタイトルをもたらしてはくれない】
「“冬のチャンピオン”確定!?私にとってそれは何の意味も成さない。当然ながら、最後にチャンピオンの座を勝ち取れるかどうかだ。それまでのどんな統計的な数字も、タイトルをもたらしてはくれない」
★ビジャレアル戦後の選手達のコメント
【ジェラール・ピケ】
「退場のシーンは、イエローカードの出るプレーでもなければ、ファールでも無い。でもとにかく、最も重要なのは、(僕の退場が)結果に影響しなかったことだよ。チームは常に勝利を確信して戦っている。今日は前半、何度か決定機を掴んだ。後半に先制されたけど、直ぐに最初のチャンスで同点にしたし、その後に逆転ゴールを決めることが出来た」
【サムエル・エトー】

「この調子で進んで行かなければいけない。まだまだ先は長いし、他のチームには追い付くチャンスが残されている。1試合ずつ着実に挑んで行きたい。僕らは良い仕事をすることに集中している。今の良い流れの中で戦えることは満足だし、幸せだ。
ここ数ヶ月の間に僕らがやって来たことを振り返れば、何故僕らが好調なのかが分かるはずだ。この段階で多くの勝ち点を掴む事が出来ているのは、僕らに勝者のメンタリティーが備わっているからだ。いつか僕らは負けるだろう。だけど、戦う姿勢では決して負けないよ。この4試合は直接的なライバルとの重要な勝利だった。だけどリーガは4チームだけを相手にしている訳じゃない」
【チャビ・エルナンデス】

「僕らは今日の勝利にとても満足している。何故なら、このスタジアムは攻略するのがとても難しいからね。ビジャレアルも僕ら同様の哲学を持ってプレーしている。ボールをしっかりと保持し、繋いで行くフットボールだ。そんな相手とやっての勝利だけに、より価値がある。10人になって苦しい展開になったけど、何とか乗り切ることが出来た。直接的なライバルに4勝することが出来たのは、とても自信になるね」
【セルジ・ブスケッツ】
「前半は一進一退の拮抗した展開だった。後半は相手が先制して、僕らは奮起した。1-2と逆転してからは、試合をコントロールすることが出来たけど、ピケの退場によって再び厳しい展開となった。引いて守る展開が増えたし、危険な状況だった。まだリーガは沢山残っている。確かに僕らは重要なリードを手にしたけど、まだ何も決まっていない。今日のアンリは10点満点だね。彼は偉大過ぎる程の選手だし、チームの為に献身的に働いてくれている」
【エリック・アビダル】
「僕らは素晴らしい試合をしたと思う。今年をこれ程の状況で締めくくることが出来て、本当に嬉しいよ。ビジャレアルは強い。だからこそ、この勝利はクリスマス休暇から自信を持って戻って来ることが出来るね」
【セイドゥ・ケイタ】

「今日、僕らはとても難しい状況の中でも2ゴールを奪う質と決定力を持っていた。この結果には本当に満足しているよ。ライバルとの差を広げることが出来たことはとても重要だ。だけど、まだ何も決まった訳じゃない。今はとにかくゆっくりと休んで英気を養い、また来年も同じように進んで行きたいね」
★クリスマス休暇へ突入
この日の試合で2008年度の全ての試合をこなしたチームは、そのままクリスマス休暇に突入する。再びチームが集合するのは12月29日(月)だ。最も、アウベス、カセレス、メッシ、ケイタ、エトーの遠距離組は、年明け2日の合流となる。
29日から早くも活動を再開するチーム、週末の1月3日(土)には2009年度最初の試合、ホームでのマジョルカ戦が控えている。
FCBarcelona HomePage より
少し早いですが皆さん良いお年をw
ではまた。(o^-')b