算定できません。 | ムニエル。

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医療事務歴16年、



医療事務は楽しく♪がモットー。



あなたと、いろんなお話がしたいな・・・・。



☆診療情報管理士通信教育スタート!69期生でつ '`ィ (゚д゚)/

なにげな~く、使ってませんか?



「 取れる、取れない 」



よく聞く言葉ですが


技巧を駆使して レセ請求するのも 医療事務の質の一部

だとおもうけど



正しくは


「 算定できる、算定できない 」だと思います。



おんなじじゃ~~ん、って言いますか?



根本的に違うのは


「 正しい請求知識に基づいてかつカルテに記載されている、提供した医療等を

 療養担当規則・診療報酬の決まりにもとづいて請求しているか、してないか 」



なんですよね。 あくまで ニュアンスの問題ですが・・・。



例えば 頚部や腹部の超音波断層撮影(UTS又はエコー)


病名に 心疾患、大動脈瘤・動脈狭窄などがある場合に


これらの血流動態などを見るためにドプラを施行した場合


所定点数に200点の加算ができます。



ですが、例えば「甲状腺機能亢進症」や「甲状腺腫」などの


病名もある方で 実際にはこれらの病態を見るために


エコーを行ったにもかかわらず、


前出の病名(心疾患・大動脈瘤・動脈狭窄など)も付いている場合



「 この内容のレセだったら(病名もあるし)ドプラ加算とってええやん 」



↑ これが 「 取れる、取れない 」 のものの考え方です。




まさか、こんなことをしている医療事務さんはここには

いないと思いますが

(あえて ふかくつっこみしませんが)



実際にはドプラをしていないのに、

病名とレセ上で問題ないからといって

加算を取っては いけませんよね。



やってないのに、取れるから、取る。



コレは 医療事務の技巧のひとつでもなんでもありません。



算定できるから、算定する、


正しい知識と理解がなければ最大限算定可能な

請求をすることはできません。


ならば、せっかく身に着けた アナタの知識を

丁寧に扱って欲しいものです。


医療機関や同僚・上司による慣例的な請求方法が

さまざまあるかもしれませんが


どうか、この、正しい気持ちは忘れないでくださいね。




ささやかな、抵抗です。




取れる、取れないから


「 算定できる、できない 」という 言葉に替えるだけでも


前向きさは 変わると思うし、なによりカッコイイじゃありませんか??





今回の内容はちょっとわかりにくい内容かもしれません・・・。


でも、わかる人にはわかりますよね(;・∀・)ツッコマナイデネ・・・・・