さて、この時期は新しい人材が職場に
加わる時期でもあり、
また、その立場になる方も多いと思います。
私も気持ち新たに
ちょっと自分にカンフル打ちたいな~と思っていたところ
まえから興味があったのですがやっと購入。
現職場での勤務暦が長いと
どうも、新人のころのひたむきさやエネルギーが
なえてくるんですよね。
逆にそんな姿がが新人さんにとっては
いい解釈で瞳に映るんですねぇ。
あたふたする外来窓口で、黙々と仕事をこなす姿に
「 落ち着いててすごいな・・・ (憧れ)」
→ そんなに急がなくても、どってことないのよ~
そんなことより、今日のお昼何にしようかしら
レセをバリバリこなす姿をみて
「 さすが、ベテランサンだ・・・ (尊敬) 」
→ はああ、いつまでアタシ医療事務してるのかなあ。
毎回毎回改正で頭悩まして、憂鬱なレセと重なって
また、残業かいな・・・・
新人を教えるに当たって一番大事なのは
「 自分が新人だったころを思い出すこと 」だと
思います。
新人さんの目線に立ちもせず
あたまから理論整然と説明したって
寝ずに準備した
どんな詳細なマニュアルも、役不足になってしまいます。
教えていてよく感じるのが
「 新人さんが何がわからないのかが、わからない 」
もう当たり前のように染み付いている
医事の知識ややり方、決まりごとなんかが
邪魔するんです。
むろん、この私にも十分当てはまることなので
この本を読んで新たにお勉強です。
イラストも多く、とっても面白そう。
ネタバレになるのであまりご紹介できませんが・・・・。
そうそう、新人さん、ベテランサン問わずに
気をつけてほしいこと。
電話でのやり取りです。
相手の電話が聞き取りにくいときのこちらの声のトーンです。
患者様 「 もしもし、○○ですけれどぉ・・・・・・ 」
あなた 「 申し訳ございません、ちょっとお電話が遠いようなのですが・・・・ (^-^) 」
患者様 「 はい、わたし○○ですけれど・・・・実は・・○◎△■×・・・・ 」
あなた 「 ○○様ですね、すみません、お電話が遠いんですけど・・・( ^-^;) 」
患者様 「 ○◎■△※で・・・・×□?$&%が~なんですけど 」
あなた 「(〃*`Д´)すみません、お電話が遠くてききとりにくいのですが」
あなたの声が
めちゃくちゃ おっきくなってますよ・・・・( ; ゚Д゚)
相手の声が小さいのは、
① 周りの状況が悪く、
話している自分の声を確認できていない場合
② 小さい声で話したい( まわりに人がいる )
あるいは
③ 小さい声しかでない(体調などの関係で)、という場合です。
いずれの場合も、
こちらの声を必要以上に大きくする必要はありません。
大きくしてほしいのは、相手の声なんですから。
では、こうしてみてください。
電話口の口元に手で壁を作って
相手に声がとおりやすいようにします。
( お風呂で歌をうたうと声がひびきますよね )
患者様以外にもたくさんの電話がかかってきます。
その分、いろんな声の方もおられます。
普段から受話音量を大きめに設定しておくことも
忘れずに。
( くれぐれも、こちらの声の音量を大きくしちゃあ、だめですよ )