胎話
今から書くことを信じる方、信じない方もいらっしゃるかもしれませんが、私は『ママ、さよなら。ありがとう』という本を読み、著書である池川先生がおっしゃる通り、赤ちゃんの言葉や想いを感じたくて、赤ちゃんの声を聴きたくて、胎話をしました。
気のせいでもなく、嘘でもない本当に私に届いたメッセージを書いていきたいと思います。
手術前日の夜、お腹に手を添え赤ちゃんとお話ししました。
私たちのところに来てくれてありがとう。
そう伝えると、子供の明るい声でキャキャキャと笑う、笑顔のイメージが伝わってきました。
顔が見えた現れたというより、“イメージ”で脳に飛んでくる感じです。
私たちに大切なことを教えに来てくれたの?
このお父さんお母さんで大丈夫かなって見に来てくれたの?
と聞くと、うん。と頷きました。
笑顔の頷きでした。
私たちのところに来てくれて嬉しかったこと。
幸せだったこと。
温かい日々だったこと。
感謝と、お別れが辛いことをお話ししました。
赤ちゃんは終始笑顔でした。
楽しかったよって笑顔でした。
気をつけてお空に帰ってね。
お空で楽しく幸せに暮らしてね。
神様によろしく伝えてね。
最後に、聞いていいのか少し迷いましたが…
また、私たちのところに来てくれる?
そう聞くと、
笑顔で頷いてくれました。
早く行きたくなるように、お父さんとお母さん、笑顔で仲良く楽しく過ごしておくからね。
本当にありがとう。
こうしたことを赤ちゃんとゆっくり話しました。
私たちは辛くて寂しくて悲しいけれど、赤ちゃんは笑顔だったことに、改めて私たちのところに来てくれた意味を強く感じることができました。
そのあと、なかなか寝つけず朝になりました。
外が明るくなってからようやく少し眠れました。
起きてトイレに行くと、事前処置していた子宮口を広げるもの、それが抜けないように止めていたガーゼが血液と共に抜け落ちました。
自然排出が始まったのかもしれません。
(その後、先生が自然に出てきているとおっしゃっていました)
手術の日ちょうどに自然排出がはじまったのです。
それも手術の2時間前に。
きっと、
前日、赤ちゃんとお話しをし、赤ちゃんがお空に行くまで見送り、お空に着いた朝に、もう大丈夫だよ、そう言ってくれたように感じています。
入院前日、お参りに行き、
赤ちゃんが痛くないようにお願いします。
無事、お空に帰れますように。
そうお願いしていたので、その通りにしてくださったのだ思います。
術後、胎話を試みましたが前日のようなお話しはできませんでした。
それもこれも、本を読んでいなければ、赤ちゃんの声を聴きなさいという一説を目にしていなければ、お空に帰った赤ちゃんの想いもわからぬままでした。
この話を主人にすると、大粒の涙を流し、
「また来てくれるように楽しく過ごそう」
そう言ってくれました。
大きな滑り台を滑って、我が家に来てくれる日を楽しみに、私たちらしく過ごしていきます。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございます。
次は、NIPT・胎児ドックについて書こうと思っています。
胎児ドックはぜひおすすめしたいです。