<市区改正大更正(第二次市区改正)>

 

 大正8年大火においても、六年の大火による市区改正に続き、第二次市区改
正を実施。6月1日市会で可決の市区改正案は次の路線新設・拡張であった。

 

  ⑯福田町の一部(東寺町境から福田町に通ずる間)
 ⑰大町上の一部(物産陳列所脇から庚申堂間)
 ⑱屋代町上ノ丁(工業学校東脇)から花岡町を南町 (丸山宅)に至る間
 ⑲片五十騎町から北谷地小路を経て門東町上ノ丁に至る間
 ⑳御小者町の一部(館山口町から代官町に至る間)
  21)北谷地小路西端から御守町を経て龍言寺町南端に至る間
  22)割出町南端から南方県道に達する間

 

 その後、
  23)「松岬公園西向(奥羽電気会社跡一帯)に新道路を直通、公園周囲の道
     路に連絡」
  24)「門東町上ノ町より南町に至る道路を設ける」等の六路線の新設・拡張
     を加えた。
 これは、米沢市将来の発展を企図し、併せて火災防止の目的を以て改正した
もの。