JR若松線、筑鉄電車に乗り鉄してきました。

 

JR直方駅横に車を置いて、13時5分発若松行に乗車。BEC819系という2両編成、蓄電池搭載電車。電化区間は普通の電車として、非電化区間は充電した電気で走るというすぐれモノ。3月16日のダイヤ改正では、JR香椎線でも走り出すそうです。


20分ぐらいで日本最古の立体交差駅である折尾駅に到着。現在大改造工事中で、春のダイヤ改正時には立体交差が廃止されるとのこと。赤レンガを積み重ねたホームも間もなく取り壊し。周辺の再開発のために明治の産業遺産がなくなるのも仕方がないですかね。


蓄電池電車は電車なりに加速減速が軽快!まったく電車と同じ感覚。13時44分若松駅に到着。なんとこの終着駅も無人駅。上場企業となったJR九州の経費削減の一環ですかね。
駅前のバス停から西鉄の路線バスを乗り継いで黒崎へ。

 

黒崎から、15時24分発筑豊電気鉄道(略して筑鉄電車)で筑豊直方駅へ向かう。実は私が小中学生の頃、沿線の穴生駅(あのう)・萩原駅を利用していたことがあり、40数年ぶりかで乗車。

 

当時は北九州市内電車と直通運転しており、市内電車がそのまま走ってました。そのため現在もホームが低く、低床タイプの連接電車。古い電車が入線してきたかと思えば、ばっちり2015年製の新しい電車でした。

 

車内はそこそこ混んでおり、駅間は総じて近い。昔懐かしい穴生電停は高架の立派な駅になってました。その先も昔は山ばかりでしたが住宅地に変身していました。

 

楠橋を出るころから車内は空席が目立つようになり、遠賀川鉄橋を渡ると15時59分筑豊直方駅に到着です。その昔父親に連れてきてもらった記憶にある売店や食堂も今はなく、JR直方駅に向かう市街地は閑散とした感じになっていました。