小学生のころ、ウルトラマンとか怪獣物が大流行で、高学年になると「サンダーバード」に夢中でプラモデルばかり作っていました。そのなかで潜水艦の単行本で小沢さとるの「サブマリン707」が好きで読んでました。
当時は何でもかんでも自衛隊は軍隊ではないとか靖国は公式参拝だとか反日の共産党などが好きなようにいう我が国でSFのばあい仮想敵は仮想の秘密結社です。サブマリン707は海上自衛隊が直接侵攻するのではなく驚異の秘密結社に各国の出向潜水艦が協力して戦う物語で707は最初最も旧式なディーゼル動力潜水艦の設定でした。それでこのストーリーは非力ゆえ初代707は沈みます。しかし歴戦を経験している伊賀艦長は最高の指揮官でした。同時に健太等の少年があり得ないのですが救難とともに乗艦します。
そして新707は通常動力でありますが最新の装備を備えます。特に707ジュニア=小型潜航艇でマニアは1型~4型まで登場したのが常識です。さらに言えば今のF-35攻撃戦闘機と同じ役目をしているものです。敵に知られず(まさか小型潜航艇が侵入することは考えられない時代です)目標物を特定して母船に連絡してそれにミサイルを打つ戦術は60年前小沢先生がすでに考えていた構想だと思います。最後のアポロノーム(潜水空母)は実現しませんでしたが、マイティジャックより現実的だと思いました。
次に未来的な「青の6号」が登場します。青という西側組織に参加している、海上自衛隊の1隻が6号という設定で、これも海上自衛隊の旧式潜水艦で始まりますが、やはり小型潜航艇を装備するというところが売りで、僕の一番好きな「クリッパー」が出てきます。これは超高性能潜航艇で武器も搭載しています。1隻だけで2人乗務です。本部は青(AO)という組織で深海基地と近接防御AIシステムに「ノボ」が登場しますまさに60年前に漫画で考えた兵器が現在登場しています。
AIロボットによる基地防災システムなどノボはすごい防御兵器なのです。けして侵略には用いられないロボットです。なかでも推進機だけを破壊するスクリューパンチはまさに専守防衛のたまものです。
この素晴らしいSF漫画の中ですごく興味があるのはアメリカの青の1号「コーバック」号ですが大型でAIを搭載して最強の性能の潜水艦です。X潜舵を装備しています。物語では1度撃沈されますし、いまだにアメリカ海軍の潜水艦にX潜舵はなく我が国だけが採用しています。
リメイクで「青の6号」は映画化されていますがこれまた現在の次元で漫画化させた作品でこれもよいと思います。
私は小沢さとる先生が船好きとして大好きです。