神回だった「響け!ユーフォニアム」12話放送直後、原作小説が激売れし原作者さん大喜びだろうの巻 | ヨネスポ!

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ご訪問ありがとうございます✨本日はTVアニメ「響け!ユーフォニアム」の3期12話について少し語りたいと思います。「響け!ユーフォニアム」は原作小説に基づいて創られているアニメですが何と3期12話で原作小説を大幅に改変してアニメ派にエモい感情を与えただけでなく、原作を知っている人達を仰天させた模様です。放送終了直後にX(旧Twitter)で「アニオリ」がトレンドに入っていました。
★ここからネタバレが入りますので、知りたくないという方はUターンを推奨致します。


12話ではタイトル「最後のソリスト」とあるようにユーフォニアムを吹く吹奏楽部部長で主人公の黄前久美子と転校生の黒江真由のいずれかがソリストになるか覆面オーディションで決定する事になりました。2人の演奏の結果、部員達の投票でわずか一票差で転校生の黒江真由がソリストに選ばれた訳ですが、原作小説では選ばれたのは部長である黄前久美子でした。私は原作未読のアニメ勢でもドキドキしたのに原作を知っているファンは仰天だったと思います。原作改変については原作者さんも了解の上、この展開になったのですが、主人公が選ばれず、しかし部長としてこの結果を受け止め部員達を鼓舞する姿勢に感銘を覚えました。
いやー、青春って短い時だからこそ熱く、エモいものですね。
ところでXで「響け!ユーフォニアム原作改変なんだって!」という声が続々上がり私が昼、書店に行った時には山盛りあった「響け!ユーフォニアム」の原作小説の在庫がなくなっていました!たった1話でこんなに原作小説を皆、お買い求めする程の衝撃を与えた回であった事がわかります!

かく言う私は原作小説を買って読む前に観た12話「最後のソリスト」を観て仰天し、翌日小説の後編も購入した訳でして「昨日の昼間に小説前編買った時はいっぱいあった『ユーフォニアム』の小説がほぼなくなってる!」と改めてびっくらこいた訳であります。

後編も私が購入したのはラス1でした。いやー凄いです。

原作者さんがアニメでの大幅改変をOKし、黒江真由が最後のソリストになった事、黄前久美子のやり場のない気持ちや部長としての振る舞い、そして親友の前で流す涙など京アニが腕を振るい神回になりましたが、X(旧Twitter)で「原作改変!」と皆が原作を買い求め原作者さんにお金がチャリンチャリーンと落ちる事になりました。そういう俗世的な事も含め「原作準拠」主義に陥らず「より大胆に、よりエモーショナルに!」と進めたストーリーが神回となり、原作を読みまたアニメを観てみる、という非常に素晴らしい流れが出来ました。「響け!ユーフォニアム」3期12話、間違いなく神回でした。黒江真由というキャラクターが現れた事で1期2期に比べ一気にキャラクター全員に深みが増したと思います。私も家族と「黒江真由が黄前久美子に『私、辞退しようか?』と何度も言うのは久美子ちゃんに辞退して欲しいから敢えて言ってる」説と
「黄前久美子は部長で、黒江真由は自分の方が久美子ちゃんより上手い事を分かっているから自分が選ばれると周りの目が『部長の場を奪った』と厳しくなるのがいたたまれないから黒江真由は部長である黄前久美子の意思を聞いているのではないか」など意見を交わし合っていたので12話を観て黒江真由を少し理解出来た気がします。いずれにせよ『黒江真由』という転校生が吹奏楽部内に波紋を起こしたり部長である黄前久美子の心を波立たせた事で3期はガチで面白い作品に仕上がったと思います。
さて、この後「響け!ユーフォニアム」原作小説を読んで、またアニメも観てみたいと思います!