油断とはこのことかもしれない。自分の誕生日と同じ日にスタートして1か月のロングランということで、頃合いを見てアップしようと思っていたら、なんだかんだで、あっという間に今日に至り、気が付けば会期終了間近という有様です。

ひな人形の如く並ぶ様は圧巻
じつは、大きな声では言えませんがこれよりも前に、ブログアップを条件にケーキなどをご馳走になりながら、未だ約束を果たせていないという話題※もあり、まあ、罪比べではないですが、「もう会期末!」ではなく「まだ会期中!」と好意に解釈したいところです、個人的には。
※必ずやアップしますのでご安心を

台座が豪華なのが倉吉系(左) 色白っぽく決めているのが出雲系(右)
そんなわけでご紹介するのが山陰歴史館の企画展「天神さん」。江戸時代の終わり頃から、山陰地方では倉吉、御来屋、米子、松江などで多く作られていたという土人形の天神さんです。

米子系(左) 出雲系(右)
そもそも天神さんとは、旧暦の三月三日の初節句に男の子の健やかな成長を願って贈られたもので、菅原道真を祀った天神信仰に基づき、土、木、練り物、張り子など様々な素材を使って道真公の姿をかたどった人形が全国各地で作られていました。ちなみに、天神様といえば100%学問の神というイメージですが、それは後年のこと。もともとは菅原道真の祟り封じだったといわれています。

こういったパーツになっているという
一見どれも同じような土人形の天神さんですが、よく見ると一人ひとり違う表情をしているし、地域によってカラーリングや飾り方なども違うという個性派揃いの面々です。なもんで、「あなたのお気に入りの天神さん♪」企画という天神さん人気投票などもやっています。

やはりこの展覧会も図録(300円)は必携
そのほか天神さんの製作工程や懐かしの写真など豊富な資料で当時の様子や風習をうかがい知ることができる仕組みです。そして、これらの集大成記録集として図録(500円)が販売されており、家に帰ってからも、一人ほくそ笑んで結構楽しめるものとなっています。ほんとに遅ればせながらではありますが、会期は3月18日(日)まで。まだまだチャンスはある故、歴史館にGOしましょう!
