よねっと君が行く!かもしれない… -25ページ目

よねっと君が行く!かもしれない…

よねっと君が、地域のイチ押しなこと、おもしろそうなことなど
を随時、てきとーに発信するかもしれませんし、しないかもしれ
ません。よろくし。

さて、まちモ二もいよいよ佳境に入ってきたところで、今度はじっくりと町屋見学。まずは「岡本一銭屋」ですね。昭和9年創業だから、もしかすると3世代、下手をすると一家4世代にわたってお世話になった家族もあるかもしれないという歴史的な駄菓子屋です。店の正面に掲げる一銭銅貨をモチーフにした看板は、昭和25年の米子博覧会の際につくられたもの。一方店内はというと、文字どおり泣く子も黙るんだろうなと思えるくらい駄菓子に埋め尽くされたパラダイス空間が広がっています。

 

まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ③ まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ③
泣く子も騒ぐ!かもしれないが、騒ぐとおばちゃんに怒られる

 

この日は店主のお友達とおぼしきおばあちゃんたちもご来店。単に駄菓子屋というだけではなく、子どもから高齢者まで幅広い地域のコミュニティツールとしても重要な役割を果たしていそうな気配です。いずれにせよ、店主のキャラクターが重要なファクターであることは間違いないところ。

 

まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ③ まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ③
万札みたいな珍味を目当てに通う!わけないが、地域のコミュニティ拠点ではある

 

建物自体は明治初期の建築で、明り取りの天窓や箱階段など当時の町屋の趣をそのまま現代に伝えています。特徴的だったのは、片側下がりのカーブを描いた天井のある居室。いわゆる船底天井ならば、中央部が高く両端に向かって下がっているはずですが、なぜこうなっているのかは結局、謎というわけ。よく見ると、調度品の類も手の込んだものや小粋なものが適度に置いてあり、昭和初期の頃の暮らしの気配を感じさせる摩訶不思議異空間です。

 

まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ③ まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ③
まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ③ まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ③
すわ、タイムスリップか!などと慌てたりはしないが、確かに時が止まっている

 

そして裏庭がまた見どころ満載で、まずは正面におわしますは2mを超えようかという堂々たる「石」。しかもよく見ると真ん中に一直線の矢穴(石を割るときに楔を打ち込む穴)跡が…。この大きさでこのアトモスフェアだということは、米子城の石垣になり損ねた石なのではと考えられます。米子城ファンとしてはこたえられません。そのほかにも、現役で活躍する井戸、雨に当たると黒光りする狸(?)、目が爛々と輝く蛙などなど歴史を経てきた古物があちこちに。さながら下町歴史民俗博物館といったの様相を呈しています。

 

まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ③ まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ③
まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ③ まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ③
米子城の石だ!と個人的には思うが、ぜひこの謎を解明していただきたい

 

ちなみに10月8日(土)は、米子市観光協会主催「よなごの下町小路と町屋めぐり」
米子下町10選(米子下町観光ガイドおすすめイベント)
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( ゚ェ゚)」④ に続く

寺町地蔵を越えていくと寺町エリア。さすが寺町というだけあってお寺や墓地のアトモスフェアが急激にアップしてくるのですが、これは吉川広家が米子城を築城した際に弓ヶ浜方面からの敵の進入に対抗するため、城の北西部の砂山地帯に寺を集中させて防御ラインを形成したものです。なるほど、現在でもこれらの寺を頂点に、尾高町、天神町方面へは緩やかな下り傾斜となっていますよね。東は新小路から西は灘町まで420mにわたって9つの寺が並ぶ様は全国的にも珍しく、壮観です。

 

まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ② まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ②
寺町エリアへ

 

そんな寺町九寺の東端から2番目にある「瑞仙寺(ずいせんじ)」への進入路となっているのは「瑞仙寺小路」。この寺は中村一忠の次の米子城主だった加藤貞泰の命により日下から移転してきたもので、そんなこともあってか、この瑞仙寺小路の南側真正面には米子城が。振り返ると米子城…みたいな感じでグッドロケーションなり。

 

まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ② まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ②
瑞仙寺小路は北に瑞仙寺、南に米子城

 

瑞仙寺の西隣りに一つ飛ばして「妙善寺(みょうぜんじ)」の正面にある「妙善寺小路」。これを南に抜けたところの四つ辻にあるのが「与太郎地蔵」です。地蔵といっても昭和9年の水害時に家の前の溝に流れてきた石を近所の老人が祀ったものだとかで、オバQ or のっぺらぼう的な自然石なんですが、こういった類の地蔵ってまちなかにもけっこうあるんですよね。ちなみにこの地蔵の霊験は「新転」だとか。ふーむ、微妙…。

 

まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ② まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ②
妙善寺小路を南に抜けると与太郎地蔵が…

 

で、振り返ると「飛田材木店」と隣家のいい雰囲気なこと。飛田材木店は未だ現役店舗です。さすがにこの界隈は古い町だけあって、昔の家並みのたたずまいが残っていますね。そして、四つ辻の南側に延びるのが「本教寺(ほんきょうじ)小路」。これが中・近世の町割りが交差する「中ノ棚(なかんたな)曲り」「中ノ棚小路」へとつながるのですが、ここで登場するのが駄菓子の殿堂「岡本一銭屋」です。

 

まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ② まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ②
まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ② まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ②
本教寺小路と界隈の町屋のたたずまい

 

ちなみに10月8日(土)は、米子市観光協会主催「よなごの下町小路と町屋めぐり」
米子下町10選(米子下町観光ガイドおすすめイベント)
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9月3日、米子市企画部 地域政策課 中心市街地活性化推進室が放つ「まちなかを巡るモニターツアー」第13弾が開催されました。今回は、米子市観光協会とタイアップし下町観光ガイドの案内で、江戸時代から今なお残る米子名物の小路と古くからある町家という切り口でまちなかの歴史を紐解いていくツアーです。

 

なつかしの小路と町家めぐりマップ②(尾高町~寺町~立町界隈)  なつかしの小路と町家めぐりマップ②(尾高町~寺町~立町界隈)
小路マップ ↑ 画像をクリックすると拡大版にリンクします

 

朝9時前に山陰歴史館前に集合し、そこから東倉吉町方面へ向けて出発という手筈でしたが、ここで重大な大アクシデントが…。寫眞機のスウィッチを入れても何も反応しない。おや、いきなり壊れたのか?と、慌てかけたところで、電池を充電器に差し込んだまま家に置いてきたことを思い出したのです。まさかの衝撃的なミス。

 

まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ①  まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ①
みどり小路を抜けて森山小路へ

 

とりあえず家人に電池を届けてもらい、御一行様よりおよそ5分遅れでのスタートです。なので、参加者が集結したところとか主催者が挨拶しているようなこれから出かけるよ感のある写真が1枚もなし。ディープな白昼の朝日町裏筋である「森山小路」を抜けていったところの「称名寺(しょうみょうじ)なわて」あたりからのリポートです。

 

まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ① まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ①
森山小路(「酒処稲田屋」は森山氏の旧宅)

 

称名寺なわてというのは、朝日町から寺町に向かって東西に抜けるまっすぐな道で、実はこれが江戸時代の米子の町境だったところ。このあたりが米子城から目の届く北限であって、称名寺なわてを境に南側(米子城側)が城下町みたな感じだったのでしょうか。今日的な市町村境よりもっと厳密な境界線がそこにあったのでは、などと想像を掻き立てられるシーンです。

 

まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ① まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ①
称名寺(しょうみょうじ)なわて

 

そして、尾高町を南北に貫きこの称名寺なわてにぶつかってくるのが、江戸時代後期の文化10年(1815)に中筋(東倉町から西倉吉町、尾高町あたりを貫く道)から尾高町裏の藍製座に行くために新たにつくられた「新小路」。その交差点を寺町、立町方面へ進むと、なにやらお札だらけの壁が…。よくよく見るとそこは祠になっていて、中にはちゃんとお地蔵様が鎮座しておられる。元々家の中に祀られたのか、外にあったのを家の中に取り込んだのかはよくわかりませんが、このビジュアルが特徴の「寺町地蔵」です。

 

まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ① まちなかを巡るモニターツアー ~下町小路と町家めぐり ①
波多野酒店の向かいにある寺町地蔵

 

ちなみに10月8日(土)は、米子市観光協会主催「よなごの下町小路と町屋めぐり」米子下町10選(米子下町観光ガイドおすすめイベント)
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さて、ここまで放水訓練や救急車、消防車などいろいろ見せていただいて、「ほぉー」「すご~い」などと、やや他人事のようなスタンスを保持しつつ米子消防署のスゴ技を堪能してきたわけですが、後半ではどうやら、実践部門があるらしい。ううっ、もしかしてまちなか特派員やモニターさんも参加するのかしらん?ぼく的には、これは一歩下がって皆さんを応援しナイトねといったところ。

 

まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署
まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署

 

などと、心の予防線を最大限に張りながら望んだ消火器訓練ですが、なにしろモニターさんの数がそんなに多くないので、もれなく訓練参加ということに。そういえば昔は、うちにもミニな消火器が置いてあったような気がするけど、電化住宅みたいになってからは一切なし。自分の家に火の元はない!などと日頃から火災をナメているので、消火器の取り扱いも、なんとなく雰囲気だけのうろ覚えです。ポイントは①手前から攻めていく②40秒程度が目安③それ以上は深追いせずにさっさと逃げるなど。ま、技術的にそう難しくはないのですが、問題は冷静に対応できるかどうかですね。

 

まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署
まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署

 

さて、次は再び会議室に戻っての救急救命講習です。その前に消防士の更衣所を通過。防火服をはじめいろいろな道具が所狭しと並べられています。が、誰かさんの部屋のようにただ雑然と散乱しているのではない。ちゃんと整理整頓したうえでスピーディーに着替えられるよう置いてあるのです。例の長靴通しズボンもありますね。1つの区画に3人分の装備が回転扉式に収納してあるのもポイント。あと、救急の処置室とか隊員の仮眠室とか、さすが消防署ならではの設備がありますね。

 

まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署

 

会議室に戻ると消防関係の様々な資料をもらいます。「救急蘇生法テキスト」のほか「災害の概況」「消防年報」「広域行政管理組合概要」などなど。これらがまた、資料としてなかなかおもしろい。消防の歴史から活動、予算、災害の状況など消防関連情報がまる見えです。消防所長の概要説明に続いて隊員から、熊本地震派遣に関する活動報告が。

 

まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署
まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署

 

そしていよいよツアーの最後を飾るのが「救急救命講習」。胸骨圧迫(心臓マッサージ)、人工呼吸、AEDといった蘇生三種之神技を学ぼうという本格派講習です。ついにきたか…という感じですね。ここで超大活躍するのが女性消防団員の皆さん。颯爽とした出で立ちでテキパキかつハキハキとしたメリハリのある模範演技が素晴らしい。前半の消火器訓練でも活躍していたけど、特にこの蘇生術では技が冴えわたっている感じです。それにひきかえ当方、なんだかキレがないのは御容赦いただきたいところ。まあね、衆目の中でやってるんで…やっぱり、なんだかなー。とは言いながらも一生懸命学びましたけどね。

 

まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署

 

そんなこんなで3時間にわたり、いろいろ貴重な体験をさせていただきましたが、いよいよ残すは反省会のみとなって、そこに登場したのがお茶とケーキ、それに袋から出してしまったのでわかりにくいが米仙堂の「十八万石」確かに十八万石は美味いが、なぜことさら十八万石なのか。次回のモニツアは米子城(伯耆国18万石の領主中村一忠)がらみという伏線なのか。そんな余韻を残しながら、ツアーは無事に終了したのです。(了)

 

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4月24日に開催された米子市地域政策課中心市街地活性化推進室主催による「平成28年度 第1回まちなかを巡るモニターツアー」。モニツアも5年目の春、通算12回目となる今回は、なんと、あの米子消防署の探訪ツアーです。正確に言うと、鳥取県西部広域行政管理組合消防局米子消防署。我々の生活に密着しているはずなのにぜんぜん馴染みがないという、まさに伝説の場所。これは楽しみでもあり、わからない故に不安でもあり…。

 

まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署

 

現地集合9時という珍しく「朝っぱらから行動」のツアーだったということをすっかり忘れ、米子彫刻ロードの掃除に現を抜かしていたぼくは、ひとり消防署に向かう羽目に。ただでさえ不安なのに…。こそっと正面入口から入って3階の会議室まで上がってみるも、ツアー参加者の所持品と思しき物品が放置されているだけで、誰もいない。すわ、神隠しか!と、そのとき緊急出動のアラームが!ううっ、びっくりするじゃないか。これは本物の事件なのか?あるいは遅刻者への罰ゲームなのか?

 

米子消防署(放水訓練) 米子消防署(放水訓練)

 

状況を把握できないまま慌てて1階の車庫前の広場に下りていくと、消防隊員とツアー参加者が大層な勢いで建物から飛び出してきました。なるほど、出動訓練用のアラームだったわけね。などと状況を理解している間にも手際よく準備は整い、間もなく壁に向かっての放水が行われました。われわれは、ただ見守るしかない。

 

まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署

 

訓練は成功です。放水訓練を放心状態で眺める見学者たち。ちなみに消防車の給水タンクに積載できる1,200リットルの水だと3分程度しか消火活動ができないので、消火栓などから水を供給するらしい。距離が離れている場合は200mごとに消防車をつないでリレーするのだとか。

 

まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署
まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署

 

放水訓練が終わったら、防火服の着用体験です。初めから長靴にズボンが通してあるところがポイント。1秒でも早く出動できるようにという工夫ですね。ただでさえ分厚くて重い防火服に酸素ボンベやらヘルメットやらの各種装備品を合わせるとけっこうな重量になるし、第一装着するのにある程度コツというか慣れが必要です。消防士はこれを1分ほどでちゃっちゃっとやってしまうのだからすごい!

 

まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署
まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署

 

次は救急車です。救助・救命に必要な器材が効率よくコンパクトに収められており、まさに動くメディカルセンター。現場に到着すると瞬時にストレッチャーを下ろし、手際よく対象者を車内に運びます。車内は最小限のスペースしかないので、付添いの家族等が同乗できるのは1人だけ。ぼくも一度だけ同乗経験がありますが、ドキドキしますよ(当たり前か)。

 

まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署 まちなかを巡るモニターツアー☆米子消防署

 

で、化学消防車。油火災を消火するための薬剤を搭載した消防車なんですが、例えば交通事故の現場で、けが人を車内から救出するためにゆがんだドアーをこじ開ける道具だとか、障害物を切断するための巨大なカニの爪様のハサミだとか、消火ばかりではなく様々なレスキュー用具も装備しています。さすが。消防装備の凄さを再認識させられますね。

 

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