魔道祖師1
かって「悪の道に落ちた」と人々から恐れられた魏無羨は、すべてを失い非業の死を遂げた!
しかし、
それは自らの信念を貫いた証たった
それから13年後
別人の体に召喚され、思いがけず現世に蘇る。
正体を隠し過去と決別しようとするが…
よりによって少年の頃から文武を競い合った宿命の相手、藍忘機と再開してしまう。
自由奔放で活発な魏無羨
品行方正で寡黙な藍忘機
あの日の旋律が
再び二人を巡り合わせる
帯の裏から拝借😉
魏無羨は莫玄羽の献舎によって蘇ってきた
んだけど
その身体をくれた奴が普通ではなかたった
なんと断袖!
男色のことね(笑)
おまけに阿呆を装っていたから
化粧までしている
そこまでしないといけない
ある世家の秘密を知ってしまったのね
中身は魏嬰だけど
身体一回り小さくなってる
作者はこんなふうに書いてます
❲水面に映ったのは、秀麗な顔立ちに垢抜けた雰囲気をした青年だった、まるで月光に洗練されたように清らかで、輝く瞳とすっきりとした眉間、口の端は自然と微笑んでいるかのようにあかっている。水の中の自分とまじまじと見つめ合っていたら、まつ毛に綴られた水滴が、まるで涙のように水面へ滴り落ちて帰っていく。若々しい見知らぬ顔だった。…❳
P78は忘れられないね!
一方
藍忘機については
❲額に巻雲紋の抹額を結んた彼の肌は透けるように白く、非常に美しい雅な顔立ちをしている。瞳の色は非常に薄くて玻璃のようで、その視線をより冷たく見せている。霜雪を纏うようなその表情は粛然として…、頭の先から汚れ一つない。全てが完璧で、文句のつけようがない姿…❳
藍忘機と魏無羨が現世で初めて会うのは莫家の悪霊退治の時、彼はそこで気づいているけどね。
次に合うのが大梵山の夜狩り!
藍家の修士達と成長した金綾とも会う、最初は気づかないのね、
江澄にも会う、彼は紫電で打って試してみるが魂が離れないので確信が持てない。そこに藍忘機が現れて…、彼は玄莫羽の竹笛を聞いてもう気付いてます。
で
藍湛が雲深不知処に連れて帰る!
雲深不知処では
追い出さられるように藍湛にべったりくっついたりしてイタズラをする、しまいには布団に潜り込んだり、しかし藍湛は平気、何時も身動き出来ない術をかけられて大人しくねんねさせられる、ハレンチと思われることを全部やっても藍湛はお構いなし。沐浴まで覗いて摘み上げられ静室に放り出されて、藍湛のはたげた襟元から胸にある烙印や背中の戒鞭の跡を見て、あの品行方正な含光君に何があったのか驚く!
変貌した藍湛に翻弄される魏嬰の反応を作者は面白く書いてます。
魔道祖師は
時系列がバラバラなところが分かりにくいところです、私がね(笑)
大梵山の食魂天女の所から姑蘇に連れて行かれて、ある日いつものように藍湛に金縛り状態で寝かされて13年前に遡っていく❣
雲深不知処では座学から始まり、
碧霊湖の所、姉の婚約の金子軒と喧嘩して親が呼ばれて帰っていくところで終わります。
魏嬰が拾ってきたうさぎが重なってるのを見て魏嬰はただ笑っているけど藍湛は「オス同士だ」と寸時に答えるところ藍湛どこ見てんだよ(笑)
目が覚めると13年後の現世です。
現世に戻ると、魏嬰は藍湛から逃れることばかり考えている。だって彼はまだ素性がバレてることを知らないもんね。
夜狩りに行くときま藍湛は魏嬰を離さない、
常に同伴させる。
魏嬰はこれを逃げるチャンスとばかりに喜ぶけど藍湛は全てにおいて強いよ!
逃げられません(笑)
ざっと流れを書きます
1巻きは
莫家
↓
大梵山
↓
姑蘇
↓
清河
↓
れきよう
↓
義城編
と流れていく
義城は
暁星塵
宗嵐
薛洋
の
3人の話です。
その始まりが一巻きの終わりから始まります。
藍家の修士達や金綾や他の世家の修士達を前に大活躍する魏嬰が生き生きと書かれてます、
薛洋がどうして暁星塵を恨むか?
宗嵐はどうして失明したか?
それがドラマでは分かり辛い(もしかしたら私だけかも)小説はその当たりが分かります。
義城では
暁星塵が失明して宗嵐は見えてる?
わたしはドラマを見て
続きを知りたくて4巻から読みました。
魔道祖師はBLと聞いて期待してるとドラマアニメも全くその気配がありません。
ところが3巻の一部、これは魏嬰が藍湛の酔に任せていたずらを仕掛けるところから凄いことになるんですが😍、4巻になると藍湛の想いを知って抑えていた自分の気持を開放したかのように魏嬰は藍湛の気持を受け入れます。
あとねこんな世界だからね
戦う時の描写は小説がエグいね