聖なる侵入 フィリップ・K・ディックより
これは、前に書いたヴァリスの2部作で、著者のディックはこれで亡くなったそうです。
前作の主人公はピンクの光を受け、最初はわけがわからなかったのが、だんだんわかってきました。
これは著者デイックの実体験のようです。
この世界は素敵なものと、信じてたのに、回りの人の行動や不条理に絶望してくると、本人は狂ってきます。
むしろその方が正常な事ではないでしょうか。
じゃどうすればいいのかは、第2作のほうに、書いてありました。
読みたい人にとって、ネタばれになるので、自分にとっての印象的な言葉を書くと、
神はまだ子供の部分がある。
相互依存でパートナーに救われる。
この世は自分の生きる意思しだいでどうにでもなる。
この著者は楽しく死んでいったに違いありません。
実は私も去年、ある神社で、光を受けました。
これからどうなるのだろう。