今回の画材はアルビレオ水彩紙。
あのホルベインブランド且つ、ブロック水彩紙なのに破格の価格ですΣ(゚Д゚)
レビューには賛否両論ありました。
しかしながら、同じ条件で同じモチーフを特定の画風で描かない事には絶対にそうだとは言いきれません。
今までの経験上、実際に自分が試さないと分からないことが殆んどだと思います。
なので、あまり他のレビューは気にせずに、今回の記事では自分が思ったことを書きたいと思います。
使用するのはSMサイズです。A5サイズよりも大きく、B5サイズよりも小さいです。
試す時のサイズでよくポストカードサイズがありますが、小さすぎても描きにくいし、大きくても難しいので、私は最初にSMサイズを購入することが多いです。
実際に描いてみよう
表面はこんな感じ。凹凸感はありますが、シャープペンの芯先を当てた感触は滑らかでした。
線画やペン画、色鉛筆画が描きやすいと思います。
ちなみに使っているのは、コクヨの鉛筆シャープ0.7です。
鉛筆よりは細かく描けるのと細すぎない点が気に入っています😊
着色は今回はターナー透明水彩24色セットを使っていきます。
水を多めに下塗りしています。
紙色が少しアイボリー系なので、やや色が沈みやすいです。気持ち濃いめに色を乗せると良いかもしれません。
アルビレオ水彩紙はパルプ紙なのですが、滲んだ淵がそこまで強く無いので、失敗を怖がらずに積極的に色を置いていきましょう。
重ね塗りには向かないというレビューもありましたが、乾きを待って重ね塗りをすると、色もきちんと乗りました。
今回は試しなのでちゃちゃっと30分程度で描きましたが、思ったよりもずっと良いですね😃
癖も無いので非常に描きやすかったです。
乾かしながら塗ると、結構重ね塗りが出来ますし、にじみも大変美しいです。リフティングも可能で、外壁の明るい部分をやさしく表現することが出来ました。
私の中で初心者の方におすすめしたい水彩紙 №1になりました。
バラタイプもありますが、ヨレル心配や水張りの手間も必要ないブロック紙タイプのほうが、仕上がりが美しいので断然おすすめです😊
今回、使用したのはSMサイズになります。
F8まであるということは制作作品にも使用されるということですね😲
確かに、水彩独特のやわらかなにじみの表現が他の高級水彩紙と比べても謙遜無いほどに良かったので、画風によっては“本番”にも使えるコスパ最強の水彩紙ですね!
最近、紙関係が笑えないくらいに高くなってきているので、今回の記事がコスパの良い水彩紙をお探しの方の一助になれば嬉しいです。
それでは今回もご覧下さりありがとうございましたm(__)m