ohuhu水彩絵具は俗に半透明水彩という、サクラマット水彩やエフ水彩といった学童絵具に用いられる「水加減で濃度を調節しやすく開発された」絵具です。

どちらかと言えば不透明水彩(ガッシュ)寄りの絵具です。

スケッチブックと筆がセットになったお得な商品です。

ohuhuさんの筆は毛抜けもなく、質も安価な筆よりはずっと良いので重宝しています。

 

肝心の絵具ですが、発色は鮮やかで非常に良いです。

気になる点があるとすれば、粘度が高く、筆運びが少しもたつきます

そのせいで、筆跡やムラが出来やすいので、本格的な作品制作には向かないかな(゜-゜)

 

ohuhu水彩絵具の特徴

上記でも少し述べましたが、Ohuhu水彩絵具の最大の特徴は色の鮮やかさです。

ただ、それは単色塗りの場合

Ohuhuさんの水彩絵具は混色にはあまり向きません

 

混色すると色が濁ります😓

専門家用透明水彩を使用していると一般に濁り色とされる混色になったとしても、深みや味を感じられるのでそんなに気にもせずに使っています。

なので、今まで「濁る=汚い」という意味が理解出来ませんでした。

 

しかし、今回、良くも悪くもOhuhuさんの絵具で明らかに「黒く沈む」といった現象が起き、鈍い私でも「ああ、これが濁るということか」と初めて「濁る」意味が分かりました。

なので、あくまで単色重視に使い乾いた上から色を重ねてイメージの色に持っていく、カラーセロハン方式の塗り方が合っていると思います。

 

水彩紙は白色度が高いものを選ぼう

絵具の特徴からすると、水彩紙は白色度が高いほうが画面の彩度の極端な低下を防げると思いました。単色が鮮やかなので、長所は崩さないように使いたいですね。

なので、ホワイトワトソン水彩紙をチョイス。

水張りした上から、線画を描きます。

透明水彩風に描いていきます。

今回はMAKINGは省きます。

水彩画「林檎の断面」が完成🍎

うーん・・・面白い絵は描けたかな?

私の技術不足な点も大きいのですが、こんな事いうのもあれですが絵具と水彩紙の相性は悪かったと思います。

お互いにお互いを拒んでいる感じが凄いと言いますか、「君たち、仲悪いんだな」と思うほどに描きにくかった😓

 

そして描いてから気づいたのですが、実はOhuhu水彩絵具専用のブロック水彩紙を私持っていたのです😓

 

ちなみに下の画像がそのブロック水彩紙で描いた絵です。

ミッションゴールドクラスというお高級絵具のドットカード6色で描いたものです。

絵具が素晴らしいのもありますが、にじみや絵具の発色もきちんと表現してくれたブロック水彩紙でした。

白色度も高いし、こちらで描けば良かった(´;ω;`)

 

まあ、失敗は成功のもとと言いますから、私の失敗談が何らかのお役に立てれば幸いです。

いずれはOhuhu水彩絵具と専用ブロック水彩紙で改めて絵を描く予定です。

 

こんな記事でしたが、今回もご覧下さりありがとうございましたm(__)m