嫁に深く感謝。 | モデラー推理・SF作家米田淳一の公式サイト・なければ作ればいいじゃん

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 ここ数日ブログもサボってましたが、本当に素晴らしい体験をすることが出来ました。
 そしてそのひとつひとつが、日頃の嫁の尽力に支えられていたんだなと実感しました。

 嫁にはちょっと頼りない感じを受けることもあった。
 でもそれは、それ以前に私が山田正弘先生や砧さんを失い、ずっと心細かったのだと気づいた。
 その心細さを埋めようと、没頭しようとなにもかもに必死だった。
 そしていつしか余裕も失っていた。

 特に38歳となってから、焦りすら生まれていたのだった。

 それがここ数日、素晴らしい人々と縁あって出会えて、同世代ながら先をゆく人々に、私は彼らを応援できればそれでいいのだと思った。

 もともと私はトップになったり何かを前に出てすることよりも、静かに本質を見ぬくことを考え、それを記したりしながら前に出ていく力のある人々をアシストできたほうがずっと嬉しいし、それを目指すべき気がうすうすしていた。

 それが確信に変わったここ数日、嫁がその私の狭量に陥りかけていたところを支えてくれていたことがほんとうに心に沁みた。

 もちろん嫁には嫁の得意不得意がある。
 でも、私にもそれはあるのだし、それを補いあってここまで二人がここまでこれたのだ。

 時に二人で絶望や悲嘆にくれることもあった。

 でも片方が必ず、まだ諦めちゃダメだと気づいて、そこから二人ではいあがってきた。

 ほんとうに二人になれて、ここまでこれて良かったなと思う。

 ちょっとその嫁が疲れ気味なので、整体治療をプレゼントした。

 心から、ありがとう。本当に。