振り込め詐欺の警戒日 | モデラー推理・SF作家米田淳一の公式サイト・なければ作ればいいじゃん

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 銀行も所詮金融屋と呼ばれても仕方がない、だって嘘ばっかりなんだもの。

 今日、振り込め詐欺の警戒日なんだって。
 
 これ、銀行とか金融機関の無責任も甚だしいと思いません?
 
 だって、口座を作るというと、顔写真もない健康保険証だけで作っちゃうじゃん。
 
 融資だというと徹底的に調べるのに。
 
 「華麗なる一族」(原作)にだって、あれだけ厳しく融資の審査をするシーンがあるのに。

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 要するに、うちらは口座を作ってもらえれば、それが匿名で、ヤクザやさんのちんぴらさんの作る口座だったり、闇で取り引きされてるものでも、関知しませんよと。

 作ってもらえさえすれば、うちはそれ以上どうでもいいですよと。
 
 
 こんな金銭感覚でバンカーなんて言うから、麻生総理にも「金融腐食列島・呪縛」にもバカにされちゃうんだよ。

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▲演出が超カッコヨス。こういうテイストは見習いたい。

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 ▲これは映画とは別だけど、でもいかに当時の金融界がとんでもなかったかが赤裸々。
 銀行の中には、三代祟られかねないところもある。


 鳥頭(とりあたま)って。
 
 だって、おばあちゃんおじいちゃんって、あんたたちのお得意さんでしょ?
 
 なんか新たに預金が増える要素が在れば、それ担保に借りてください、ってんでしょ?
 
 それが、振り込め詐欺があれば「ご愁傷様」でしょ。
 
 じいさんばあさん、激怒だよ。
 
 だから金融不況になったんじゃん。
 
 
 あ、そうか、だからどの銀行もサラ金始めたんだ。
 
 
 マネーにもマナーを?
 
 
 おまえがいうかー!
 
 
 あのバブルを「高天原景気」と呼んで喜んでたあんたたちに言う資格ないよ。
 
 
 まあ、大事な友情とか、信頼を金に換えなくちゃ生きていけない人たちもいるけど、
 
 それはそれで、本当の友情と信頼を守る方法、考えようよ。
 
 少なくとも、いきなりすみかに発煙弾ぶち込まれてドーザーで自分の私物全部つぶされちゃうような国じゃないんだからさ。