企画センスを磨け! | ありきたりじゃあつまらない! 社長米山久

企画センスを磨け!

弊社では大箱の店舗が何店舗かはある。


一番大きい箱で150坪、300席。


宴会需要が減っている今日、

やはり平日をどう埋めるかが課題になる。


APカンパニーの各業態はアッパー業態の為

比較的学生向け単価にはなっていない。


が、エリアによっては学生向けのサービスプラン

を用いて空いている席を有効活用していくケース

も考えなければならない。



が、あくまでも通常利用して頂いているお客様

に迷惑をかけない程度にが前提なのだ。



が、昨日の営業会議であるマネージャーが

格安プランの告知が今一弱いので、

店前にデカデカと看板を置いて認知を

広げたい!と言い出した。



おいおいおい!

そんな事をしたら今ままでステイタスをもって

利用して頂いたお客様の立場はどうなるんだよ!



慌てて止めた!



色々、試さなければならない。

それは当然いい事。

何もやらないで出来ないより、何かにチャレンジして

出来ないはしょうがないからだ。



只、チャレンジする上でのルールがある。



それは、コンセプト・トレンド・ニーズをきちんと把握

している事が前提。



その看板の発想だったり、入浴剤の持ち帰りだったり

があまりにもセンスが無さ過ぎる。



ここは磨いていかなければいけない事。


せっかく一生懸命何とか結果を出そうと色々

試す事は大事な事だしやらなければいけない事。


只、それをジャッジするセンスも同時に磨かないと、

例えば今の時代にあっていない創作料理居酒屋

を今からオープンさせる様なもの。


いくらいい立地・サービスをもってもトレンド的に

外れていれば喜ばれない。



それは同時に自分自身のトレンド感覚を養わなければ

ならない。



せっかくの雰囲気をぶち壊すやり過ぎってよくある。


例えば、A4の紙を一枚づつに一文字で


『○月○日 OPEN』 とか

『各種宴会受付中!』 とか


でかでかと窓に貼り外を歩く通行客にアピール

したりするのをよく見かける。


大手居酒屋もよくやっているがあれも本当ナンセンス。


弊社でも新宿店でやっていたのを見かけ直ぐに外させた。



後、アルバイトさんのメニュー企画。


おすすめメニューやらでみんなからメニュー企画を集める。

アルバイトさんのモチベーションアップの為にもこれは非常にいい事。



だけれど、それをメニューに載せたらナンセンス。


『アルバイトの○○が考えた○○料理』


なんてメニュー名だったら、あっ、当然業態にもよるが

特に弊社業態ではあればありえない。


だってお客様はプロの素材・料理を楽しみに来ている。


何年か前川崎で発見し、すぐに止めさせた記憶がある。



企画にセンスをもつ。

凄く大事な事。


そこが少しぶれてくるだけでとんでもない方向にいってしまう。


でも全てにおいて会社の決め事通りになってしまえば、

働いていて全く持って面白くない。


だから同時にセンスを磨いていかなければならないのだ!






これがAPカンパニーの強味。


一生懸命結果を求めてやっているのに怒られる。(笑)


逆に元来ドライな立場の吉野財務が、「でも、何かやるという

事は大事ですよ!」とか言ってフォローする。



大事です!



一生懸命やっているだけでは認められない!

結果が全て!


だから、結果が出るようなアイデアが必要。




自分がいいと思った発想が、

世の中に必要とされているかどうか?