車のディスプレイオーディオに慣れると、やはりAmazon Misicは超便利。スマホで作ったプレイリストがAndroid Autoでも使えること発見!せっせとダウンロードしては、プレイリストをUpdateしてます。

 

ただし、リコメンド機能が今ひとつで、好みの曲を探すのはひと苦労。このあたりは、Spotifyとか、Appleがいいかも。でも、AmazonのUltra HDの音質には満足。その中でも、音数が少なめの曲が、良い音をたたき出してくれる気がします。

 

ということで、音スカスカのジャズヴォーカル探索中にぶちあったのが、ミズノマリ。ミズノマリといえば、そうParis Match。このアルバムも、スタンダード曲より、Paris Matchの曲の方が聴き応えあります。

一押しは、「ダスト・イン・パリス」。ジャズに仕立て音数を絞り込むと、そのマザーヴォイスが、よりいっそう際立って聴こえます。この、包み込むような歌声、ワインのごとく熟成していくよう。

 

そして、ピアノだけで聴かせる、「Strawberry waltz」、いちごの甘酸っぱさが、染み込んでくるような歌声。同じく、ピアノ曲の、「東京ベイ」、Coolな出だしとは反対に、高音で盛り上げっていく後半、泣きそうです。

 

特筆すべきは、「We've only just begun」。洋楽マザーヴォイスの最高峰、カレン・カーペンターのカバーが有名な名曲。ヴォーカルオーディションで杉山洋介に出会うParis Match生誕の曲。ファンにとっては、聖地とも言える歌を、気負わずしっとりと歌い上げます。

 

甘くせつない歌声の大人なアルバムです。

 

#ダスト・イン・パリス