先日の人間ドック、今年の再検査項目は、なんと不整脈。もともと以前から自覚症状があって、健診の都度、医師に相談するもスルーされていたのに。

どうやら検査機器を新しくした模様。心電図の波形に異常があります、このままだと脳溢血か心筋梗塞で危ないかも、とおどされる。

幸いたいしたことはなさそうなので、安心して寿司屋へ。人間ドッグのあとのメシは最高です!


さて、年の瀬も近づいたところで、久しぶりのアルバムレビューです。paris matchの邦楽カバーアルバム、「OUR FAVOURITE POPII」。

これに、今、はまっております。まず、選曲、60年代生まれには、たまらないですね。杉山洋介は同年代で同窓、もちろん会ったことはないけれど、感覚が近い気がします。

そして、グルーヴ感満載のparis matchサウンドが、相変わらず心地よい。

特に聴き込んでいるのが、4曲目「PALE MOON」。名手、故松原氏の原曲ギターを、そのまま使った究極のカバー。まったく、色褪せないギタートラックが、見事によみがえる。

次ぎに6曲目、「夜風のインフォメーション」。原曲のイメージをさらに洗練させた、極上のシティポップに仕上がっております。

アルバム最後の曲にして、最大の一押しは、「Woman "Wの悲劇"より」。作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂の名曲。これを、ミズノマリが渾身のマザーヴォイスで歌い上げる。薬師丸ひろ子を越えた、史上最高のWoman~だと思う。

Amazonだと、ビットレートは普通のHDだけれど、録音が良いせいか音質も素晴らしい。今年の締めくくりに、ふさわしいアルバムでした。

◇PALE MOON

◇夜風のインフォメーション

◇Woman Wの悲劇より