今年最後のレビューは、先月リリースされたばかりの新譜"Sophisticated Soul"。Will Downingの25周年記念アルバムです。R&Bブログ界の重鎮、あみさんのTwitterで初めて知りました、ありがとうございます。


1曲目のThe Warmth of You、イントロのグルーヴ感でツボにハマりました。YT Musicで聴くと、アルバム全曲、まさにSophisticated Soulそのもの。さっそく注文しようとAmazon検索するも、なんとダウンロード販売だけではないですか(涙)。いまだにCD生活中心の小生にとってはショック。

 

一方、実は納車待ちの新しい車は、ディスプレイオーディオなるもので、CDもなければSDカードもない。ようするに、音楽はスマホと接続することがデフォルトになっているのです。


今まではCDから自動でSDカードに録音、好みのプレイリストにするのがルーチン。でも、これからはスマホでサブスクだよね、とようやく踏ん切りがつきました。


さっそくAmazonとApple、双方の無料お試しサブスクしてます。使ってみると、この両者、いまやCD並みのロスレス配信で競い合っており、オフライン再生も可能、CDがなくなるわけです。どちらにするかは悩みどころ。

さて、Will Downingです。この方、検索しても日本語のレビューはほぼ見つからず、大方ノーマークみたい。どちらかというと、フュージョンとか、クロスオーバー、スムーズジャズ系なので日本では注目されないのかも。


米国では、"The Prince of Sophisticated Soul"と言われているようです。日本でいえば、演歌界のプリンス、氷川きよし、でしょうか。いかつい容姿からは想像できない、ソフトな低音ヴォイス。さらに、職人芸ミュージシャンが作り出す上質なサウンドが特徴。


今年はSilk Sonicが席巻したR&B業界ですが、小生としては是非アルバム大賞にノミネートしたいところです。