緊急事態宣言第2弾、在宅&マイカー通勤&家飲みの日々が続く。家飲みと言えば、ごくたまにワインを飲みます。

 

3年ほど前、札幌の「鮨処いちい」のおかみに勧められたのが、TAKIZAWA WINERY、Sauvignon Blanc 2016。あまりのうまさに、翌日ワイナリーにも立ち寄ったくらい。北海道空知の丘陵地帯に広がるぶどう畑、自家栽培自家醸造のワイナリーが点在しています。今年の正月に抜栓したのは、同じく空知のYAMAZAKI WINERY、PINOT NOIR PR 2018。ほどよく熟成され、辛口で風味溢れる見事な赤ワイン。人気のあまり、年々高額になっていくのが惜しいところ。

さて、ひしさぶりにレビューするのは、paris match、2005年リリースの5周年記念アルバム。前半はオランダのジャズバンド、New Cool Collectiveとのリメイクセッション、後半各メンバーからの推薦曲で構成されています。このアルバムの目玉は、なんといっても、New Cool Collectiveとのコラボ。リズムセククション、ホーンセクションとも、グルーヴ感満載。ミズノマリのボーカルも水を得た魚のごとくノリノリで、ビッグバンドとの一体感が非常に心地よい。

 

paris matchといえば代表曲Saturday、ギターのリフにボーカルが重なるところ、まさにCOOL。ミズノマリの特長は、その声質、マザーボイスにあると思うが、New Cool Collectiveがその特性を最大限引き出している。各メンバー推薦曲も、その理由などアルバムノートを読めば、なるほどと思わせる。paris match官能路線の代表曲、Angel。ようするに不倫の歌なのだが、曲ができた当初はメンバーが若すぎて歌いこなせず、5年ほど待ってレコーディングしたそう。

 

様々な要素が満載、paris match入門にはおすすめのアルバムです。