こんにちは。
最近平日は毎日バイトに励んでせっせと貯金している次第でございます。
なんのバイトをしているかというと、交通整理の警備員です。
前にブログに書いた(過去記事はこちら)東名の集中工事のバイト先から今忙しい時期なので短期でもいいから働いて欲しいと言われ流れでそのまま交通整理のバイトをしている。
この業界は3Kと呼ばれているらしく、汚い、危険、キツいの三拍子揃った素晴らしいバイトだ。
そして、色んな職種の中でも過去5年に犯罪歴がなければ大抵どんな人でも働けるので年配の人がたくさんいる。そして人生で一度失敗を経験している人が多い。
なのでこのバイトの人達かなりの変人揃いだ。
まあ僕もきっと周りからはそう思われているのだろうけど。
3Kと呼ばれるこの仕事だが、僕は案外毎日楽しんで働いている。
色んな経験をしてきた人の話を聞くのも楽しいし、何よりおじさん達がみんな優しいしみんな愚痴とかあまり言わないので働きやすい。
仕事自体は片側交互通行規制などをやっているので、旗ふりしてて運転手に嫌な顔されることも多々あるが、その反面笑顔でおじぎしてくれるドライバーなどもいてほっこりとした気持ちになることもあるので嫌なことばかりでもない。むしろ嫌なことはすぐ忘れる得な性格に加え、瞑想で学んだどんなことも生まれては消える性質をもっている(アニッチャー)ので嫌なことあってもずっと続くわけじゃないと知っているので全く気にならない。
ここで働く同じバイトの人は本当に色んな人がいる。平均年齢は余裕で50歳超え。
ここで何人かを紹介しよう。
元カラオケ屋を経営していて財布に毎日30万くらい入っていて若い頃は女遊びをしまくってちんこが乾く暇がなかったと豪語する人。(よく漫画とかで聞く例えだが実際聞くと実に滑稽で卑猥な例えだなと思う。笑)
常に独り言言ってて挙動不審な若い頃マグロ漁船にずっと乗ってたって人。
今66歳なのに、パチンコ屋でナンパして40代の女の人をゲットして付き合ってるといっていた人。(この歳であそこがビンビンになることが人生最大の自慢かのように楽しげに下ネタを語る。笑)
寡黙なので一見恐そうに見える人がいるのだが、休憩室でおもむろにトイザらスのチラシを広げ食い入るように見ているので、僕が「お子さんにクリスマスプレゼントですか?」と聞くと「俺独身やで。仮面ライダー好きなんや」との返答。これをギャップと呼ばずしてなんと呼ぼう。
(そういえばこの人少しショッカーに似てる)
どんくさいので社員のめちゃ厳しい人に怒られまくってる60歳くらいのおじさんがいるんのだが、昨日僕に「この歳まで一人もんで寂しいけど、フィギア集めやプラモデルが趣味なんだ」と子供のようにキラキラした目で語りかけた。
僕はこういう人がとにかく好きだ。誰になんと言われようと自分の好きなことに夢中になれて心底嬉しそうにそれを語る人。愚痴や不満ばっか言ってるやつより誰にも迷惑かけず好きなことやってる人は本当に好きだ。
若い頃にいろいろやらかして家庭を壊し離婚してこの前22年振りに息子と再会したって人もいた。
他にもいっぱいいるが、こんな十人十色の生き方の変人揃いのメンバーの中で僕が一番好きな人は、35年間大工一筋で働いてきて今は現場がないので暇つぶしで働いている61歳のおじさんだ。
この人は若い頃に大工のお父さんに弟子入りしてずっとその仕事しかしてこなかった為、もろ職人気質で性格も雑で組織的にはかなり扱いにくい人間だと思う。
なので周りの人からも陰口を言われることもしばしば。だけどもう一度いうが僕はこの人が好きだ。
この人はよく笑う。ガハハって笑い方がよく似合う。
色んな話を僕にしてくれる。
子供が4人もいて、色んな迷惑をかけられてきたけど今じゃそんな子供も落ち着いて結婚して子供もいるらしく、そんな話をするときのおじさんの笑顔は一際輝いている。
親にとって子供はいつまで経っても子供は子供で、頼って欲しいんだよって言ってた。
僕は小学校5年から父親に会っていないないしほとんど一緒に暮らしたこともないので父親という存在がよくわからないが、単純にこんな人が父さんだったら楽しそうだなって思った。
嘘をつくなという家訓があるらしく、みんな下ネタとかもいうしオープンな仲良しな家族らしい。
おじさんの話を聞いている温かい家庭が目に浮かぶ。
今は大工を不景気らしく、生活は出来るけど家にいても暇だからバイトすると奥さんにいったところ「やめときな。絶対喧嘩してやめることになるよ」と言われ半ば意地でバイトに応募したとのこと。
おじさんは仕事が出来ないわけではないが、行動が雑なためやはりよく社員に怒られる。
そんなとき毎朝玄関に送り届けてくれる奥さんの一言を思い出すそう。
「お父さん我慢だよ」
そして毎日帰宅すると一言「我慢したぞ」と一言だけ言うらしい。
「仕事や家の外で嫌なことあっても絶対に家庭には持ち込みたくない。だって家じゃ家族で笑ってたほうがいいに決まってんだろ」
おじさんはさらっとこう言ってた。おじさんの家族を思う気持ちが痛いほど伝わって感動した。奥さんもおじさんのことよくわかってる素敵な人なんだろうな。素晴らしい家族愛、夫婦愛だと思った。
みんな色々あるけど、誰かの為に生きるって本当に素敵なことだ。
自分一人の為に生きるより何倍もパワー出るもんね。
僕もいつか家庭をもったらおじさんのこと思い出して見習おうと心に決めた。
まさか自分が交通整理で旗を振ってるとは想像もしてなかったし別に特別好きな仕事じゃないけど、どんな仕事も経験になり自分の糧になることでしょう。
どんなことからでも学ぶことはあるし本当に人生って面白い。毎日が勉強だ。
あと一ヶ月お金貯めてとりあえず暖かいフィリピンに英語勉強しにいこっと。
早く寒い日本から脱出したいです。
PS、なんだかこのバイトしてると子供を必死に食わせる為に働いてる人もいるのでいつも浜省のこの曲が頭に浮かびます。

















