今日は名古屋の肺がん患者会『ワンステップしゃちほこ』の院内おしゃべり会に参加して来ました…
近鉄特急のアーバンライナーで難波から名古屋へ…
さすが、土曜日、ほぼ座席は埋まっていました…
患者会の方から、鶴舞公園の桜が咲き始めているので是非、とご連絡いただいていたので…
沢山の人で賑わっていました…
枝垂れ桜も綺麗に!
園内をぐるっと…
ここにも枝垂れ桜…
いいお天気…
遺伝子変異、家族のグループに最初から分かれていて、患者さんの体験談をお聞きした後、講演…
今日の会場の名大病院
桜以外にも色んな花が…
ベンチに座ったりしながら、のんびりとお花見…
いいお天気で気持ち良かったです…
今日の目的のおしゃべり会はこれ…
『薬剤耐性とは?耐性後の薬物選択(治験も含めて)』
がんの三大治療法の手術、放射線療法、化学療法の中から、化学療法についてのお話し…
・肺がんの分類と主な化学療法(抗がん剤治療)
・薬物耐性とは
・耐性後の薬物選択(治験も含めて)
の三つのお話がありました
薬物耐性とは
1、遺伝子変異・増幅
遺伝子変異による耐性
2、側副経路活性化
バイパス経路による耐性
3、その他(P糖たんぱく質過剰発現)
の三つがある。
最初は多くの患者さんで効果を示す抗がん剤がなんらかの機序で効果を示さなくなる事を獲得耐性という。
治療の最初から抗がん剤が無効メカニズムを有するがんが存在する、これを初期耐性という
治療には個人差が出る
EGFR遺伝子変異肺癌の薬物耐性変異についてのお話をされました
全てをメモ出来なかったので、間違った情報になっては大変なので詳しく書くのは控えます…
今、タグリッソの耐性変異でC797Sというのが見つかっている
耐性の克服の開発が進んでいるが、まだ治験ははしっていない
バイパス経路による耐性がついた場合には細胞障害性抗がん剤を使う事を考える事も大事だというお話でした
新しい薬が出て来ているが、以前からある抗がん剤も大切
そのあと、グループ毎のおしゃべり会
先生も入って下さってのおしゃべり会でしたので、皆さん、聞きたい事を先生に質問されていました…
私は家族のグループに入れていただきました…
ご主人が肺癌という方もおられましたが、お母様、お父様が肺癌の方が数名おられました
高齢者の抗がん剤が効かないと話題になった話も出ました
主人が亡くなって半年後に初めて参加したのが、一昨年の名古屋のパールリボンでした…
この時にお会いしたのが、患者さんの立場の方で、それまで家族の立場の方とはお会いした事がありましたが、患者さんとお会いしたのは初めてだったかも…ワンステップのお手伝いをさせていただくキッカケになったセミナーでした…
私は主人の闘病中にはこういったセミナーがある事も知らず、知っていても参加出来なかったと思いますが、治療しながら、支えながら参加されるのはすごい事だと思います。
ご本人はもちろんですが、家族も大きな力ですね!
肺がんが治る病気になってほしいです!
スタッフの皆さん、お世話になりました。
今日は14,000歩でした…