人生で、サッカー以外のことを考えた時間が2分。 -4ページ目

2014シーズン第8節 vs鹿島アントラーズ戦を振り返る










「緊急事態と逆境にもめげず、一致団結しての逆転勝利!」


暫定首位のうちに更新します(笑)


行ってきました、初の鹿島スタジアム!
東京駅から出ている直行便の高速バスで1時間半と意外に近く、片道2300円は許容範囲。帰りは鹿島サポの友人の車で気まずくならないように気をつけながら、でも余韻に浸りながら帰宅。気持ち良すぎる(笑)


ゴール裏からの観戦ですので冷静な分析はできませんが、試合を振り返ります。


とにかくこの試合、交代で入った選手も含めて全選手が気合の入ったプレーでハードワークしていたと思います。ペドロファビオ抜きで逆転勝利したわけですから、会心でしょう。


ただ、前半の内容は悪かったと思います。鹿島の中盤の流動的な動きはスピードと迫力があり、DFラインは少々混乱しているように見えました。特に逆足の右サイドでプレーする遠藤が厄介で、彼がボールを持つとリズムが変わり、押し込まれる要因になっていました。


その中で効いていたのが間違いなくウヨン。今の戦術を採用する上で非常に重要なピースであることを改めて証明してくれました。ファビオがいなくても彼がいれば、ある程度のポゼッションは保証されることが分かりました。ナビスコ東京戦と違うのは横に橋本、後ろに岩波がいることですので、この2人も安定したパス回しの起点になれていたということでしょう。ウヨンはボールを受けてから捌くまでの一連の動作がスムーズ。シンプルなパスを心がけていますが、3点目に繋がった裏へのフィードのように、しっかりと裏に抜けようとしている選手も視野に入れた上で、シンプルなプレー(SBに横パスや下りてきた森岡にパス)を選択していることが、スタジアムで観るとよく分かります。ディフェンスの場面ではその強靱なフィジカルを活かして、ファウルすれすれでボールを奪うのが巧い。そしてあのFKです。まさに吸い込まれるといった弾道でした。致命的な欠点が素人目の僕にはないように思います。


2失点目のダヴィのゴールは、たしかに海人の不注意という要素もあるのかもしれませんが、主審がオフサイドを流したのが謎過ぎます。そして、もっとジェスチャーで「流す」という動作をしてくれないと!さすがに青木のハンドは見逃さなかったようですが、終始笛の基準、カードの基準があいまいで、大事な試合を担当するレベルの主審ではないことは明らか。猛省して欲しいです。


このシーン、テレビでは映ってなかったのですが、マルキウヨンが猛抗議している時に、岩波だけが「切り替えて次に行くぞ!」と手を叩きながらジェスチャーで味方を鼓舞している姿が非常に印象的でした。今までの神戸だとこの後に集中が切れて、カード連発等の自滅パターンが多かったなかで、最終ラインでプレーする19歳のその姿に非常に感動というか、頼もしさを感じました。


そしてマルキ。神戸に来てくれて本当にありがとう。彼がいることで間違いなくチームに安心感が生まれています。PKの場面、「曽ヶ端はずっと一緒にやっていた相手なのでいつもと違うキックを選択した」とかカッコ良すぎます!慶治朗へのアシストもパーフェクトですし、終盤のプレッシングと鬼キープは惚れるレベル(笑)


待ってました慶治朗のゴール!後半開始早々の決定的なシーン外したのは残念ですが(ちなみにこのシーン、外した後にマルキから優しく声かけられていました)、決勝点奪ったんだから文句なし。これで波に乗っていけるかな?これからも神出鬼没な動きでゴール連発に期待です!


さて、4連勝です。


次節のセレッソ戦は相当盛り上がるでしょうね。ファビオ・ペドロ・相馬の怪我の具合が気になりますが、セレッソのお株を奪う攻撃的なサッカーで、フォルラン目当てで初めてスタジアムに来るような人に向けてのアピールになるようなサッカーで5連勝目指しましょう!


あ、名物のもつ煮、美味しかったです(笑)

2014シーズン ナビスコカップ第3節 vs FC東京戦を振り返る

「寂しさを感じるレギュラーとサブの差」


サブ組の選手から1人でもいいから、「次の試合にスタメンとして観たい」と思えるような選手が出てくることを期待しての試合でしたが、そういうこともなく、不安が募る試合となってしまいました。これではリーグ戦の好調も「ブラジリアン3人衆の力でしょ」と他サポから思われても仕方ありません。それがすごく悲しい。


ハムストリングを痛めたように見えたファビオは多分大事な鹿島戦は出られないでしょう。こういう時のためにサブ組が奮起すべきなのですが、僕としては不安で仕方ありません。リーグ戦で結果が出ているのは、ファビオウヨンのボランチコンビの働きによるところが大きいのは間違いありません。ただひたすら軽傷を祈るのみです。


ヴィッセルを愛しているからこそ、厳しい言い方になってしまいますが、やはり「ポゼッションサッカーを目指すなら、ヒデは厳しい」と言わざるを得ません。難しくない最低限のパスもずれるようでは、致命的ですし、確実に狙われます。チームを活性化するために途中投入するくらいしか、現状彼の居場所はないと思います。長年在籍する選手なので、愛着はあるのですが…。


いぶきの情報がないので分からないのですが、なぜ恭平は冷遇されているのでしょうか。派手な選手ではないですが、「止める、蹴る」が正確にできる彼をボランチとして使って欲しいと感じているサポは僕以外にもいらっしゃると思うのですが…。とにもかくにも、鹿島戦に勝つことを目指すなら、橋本恭平を起用してもらいたいです。


さて、鹿島戦です。心配された天気も大丈夫そうなので、この東京戦の悪い流れを吹き飛ばす試合をしてもらいましょう!途中投入した田代が古巣相手にゴールとかが理想のシナリオですかね(笑)

2014シーズン第7節 vs徳島ヴォルティス戦を振り返る

「取りこぼしを回避し、勝ち癖獲得へ」


昔からヴィッセルを応援している人であればあるほど、この徳島戦のような連敗中や最下位の相手に対して、ヴィッセルが過去にいくつも「やらかした」ことをご存知だと思います。僕自身、今シーズンのチームは大丈夫だろうと思う気持ちが9割以上を占めていましたが、どこかで「やらかしはしないだろうか…」と思っていました。とにかく先制点が大事だとも。


ということで、ファビオの先制点はその内容はもちろん、「前半に先制点」というだけでゴラッソ。「相手GKの癖を知っていた」と言ってましたけど、狙ってもなかなかあの軌道でコントロールするシュートは難しいですよ。しかもあの種のシュートは2回目以降はGKも注意するわけですから、1発で仕留める必要があったわけですし。


ウヨンのゴールはラッキーなものではありましたが、これまでの彼の貢献に対するご褒美といったところでしょうか。開幕戦の川崎戦で初めて観た時から「これは当りだ」と感じた選手ですが、もはや欠かせない選手です。非常に気の利く選手ですので誰と組んでも高いパフォーマンスを見せてくれるはずです。


さて、内容がそれほど良くなくても取りこぼし(徳島には失礼ですが)をせずにクリーンシートでしっかり試合を締められたのは大きな収穫。こういう試合をこなすことで、勝ち癖をつけるようになっていけるのではないでしょうか。欲を言えば、イエローカードもゼロにしてほしかったところではありますが。


ナビスコ挟んでのアウェー鹿島戦ですが、現地で応援してきます!


元々今年は行く予定であったのですが、まさか3位で挑むことができるとは思ってませんでした(笑)選手達も相当モチベーション高めて臨んでくれると思いますので、歴史を変える瞬間を目撃してこようと思います!


ちなみに行きは東京駅出発の高速バスで、帰りは鹿島サポの子の車に乗せてもらうので、良い意味で気まずくなるように笑、世間が驚く結果になることを祈ってます☆