エンジン不調 | 整備工場日報 愛妻弁当

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毎日、弁当作ってくれる
妻に感謝。

本日は、エンジン不調の

修理になります。


平成16年 スズキ キャリー

DA63T型  エンジン  K6A

走行距離  38800キロ


早速、試運転で現車確認


確かに、力が無く

息継ぎする感じが時々あります。


3大要素から点検していきます。

良い火花

失火している気筒もなく、火花はOK

プラグが、若干焼け


良い圧縮

コンプレッションゲージで測定

各気筒  11kg有りバラつきも無し


良い混合気

インジェクター作動確認OK


各部点検



プラグが、焼け気味だったので

フェールストレーナー点検しようとしたら

ストレーナーは、燃料タンクインとの事


燃料タンクキャップを開けると

何か嫌な臭い!


原因は、燃料の劣化

タンクを降ろし点検



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タンク内部



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ガソリンは変色

錆びも発生



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ガソリン抜き取り後


燃料ポンプASSY



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ストレーナー部



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へどろ状態

ストレーナー自体の部品供給がなく

ポンプASSY!!


へ!!! なぜストレーナー部品が無い!

何千円ですむ部品代がウン万円に


ユーザー説明

「あまり乗らないので・・」 との事


ユーザー了解のもと

ストレーナー清掃して、タンク内の錆を取り除き

新ガソリン満タンで納車しました。


不具合症状は、無くなりました。 が

メーカーの部品設定に疑問が残りました。