1970 クラシック歌仙16 Mori Mail 2004/12/13 12:56

濁り酒二十世紀のソナタかな     守 ブーレーズ「ソナタ第2番」
     虫も驚く夜の音響       四童 マウリツィオ・ポリーニ
   月光の降るたび水の戯れて    あめを ドビュッシー「月の光」ラヴェル「水の戯れ」
     バックハウスの齧る黒パン   東人 ウィルヘルム・バックハウス
   書き分けるフランスとイギリスの味  童 バッハ「フランス組曲」「イギリス組曲」
     ハンガリア産ワインに合はせ   守 バルトーク「3つのハンガリー民謡」
ウ  外套の巨人の背の遠ざかる      人 マーラー「巨人」
     年玉で買ふ玩具のピアノ     を L・モーツァルト「おもちゃ交響曲」
   鉱泉に両手浸して弾きはじめ     守 グレン・グールド
     おでこの軒に汗の滴る      人 ゲンナジー・ロジェストベンスキー
   春宵の異国の門に仁王なし      童 ムソルグスキー「展覧会の絵~キエフの大門」
     大西洋を渡る初蝶        を コルンゴルト
   いざ歌へ国連ビルといふ巣箱     人 カザルス「鳥の歌」
     友をふりたるピアノ科の美女   守 桐朋学園大学音楽学部
   その夜また月も寝息もまつしろに   を シューベルト冬の旅・第1曲「おやすみ」
     三十六の黒き鍵盤        童 ショパン「練習曲」op.10-5
十字架の花に埋もれし闘牛士    守


1968 自転車 四童 Mail URL 2004/12/12 00:12

 駅前に駐輪していた自転車を移動させられてしまい、昨晩今日と3時間くらい
探してしまいました。もちろん駐輪してはいけないところに駐輪している私が悪
いのですが、移動先がはっきりしていて防犯登録のシールにより連絡が来るので
はなく、どこに移動したのだか全然分からないものだから、あれじゃ却って放置
自転車が増えるはずです。私のは結局地上2階に止めていたのが地上1階の橋の
下にありました。街のあちこちに自転車の墓場のような場所があり、千台くらい
は放置されているのではないかなあ。

 自転車を探し、川上弘美『ゆっくりさよならをとなえる』(新潮文庫)を読了
し、それだけで静かに一日が流れて行きました。


1966 1964年 四童 Mail URL 2004/12/11 15:13

 ビートルズのアメリカ編集盤の箱物が発売された昨今ですが、東京オリンピッ
クや赤穂浪士の年からもう40年も経つのですねえ。あの頃、私は幼稚園の年長組
で、五輪の旗も満足に描けませんでした。
 ちなみに前述『ステップ・ライトリー』のセッションは1963年8月1日。「い
ずれにせよ、この一年後にはジョー・ヘンダーソンもハービー・ハンコックも含
めジャズ界は過激に変貌するので」と書いたけど、その頃の主なアルバムとして
は例えばこのようなもの。

●マイルス・デイヴィス『イン・ヨーロッパ』1963年7月27日。(おお、なんと、
 『ステップ・ライトリー』のほんの数日前に黄金のクインテットは第一種接
 近遭遇しているのですね。)
●マイルス・デイヴィス『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』『フォア・アンド
 ・モア』1964年2月12日。
●エリック・ドルフィー『アウト・トゥ・ランチ』1964年2月25日。
●ハービー・ハンコック『エンピリアン・アイルズ』1964年6月17日。
●ウェイン・ショーター『ジュジュ』1964年8月3日。
●ジョン・コルトレーン『至上の愛』1964年12月9日。
●ウェイン・ショーター『スピーク・ノー・イーヴィル』1964年12月24日。

 ある特定の1年のジャズしか聴いてはいけないという恐怖政治が布かれたとし
たら、1956年(マイルスのマラソン・セッションとかロリンズの『サキソフォン
・コロッサス』など)を選ぶか1964年を選ぶか悩ましいところですね。

 ついでに、そのテーマ音楽がラテン・フレーバーとブルース・フィーリングで
知られる『ひょっこりひょうたん島』は1964年4月放送開始です。



1965 クラシック歌仙16 四童 Mail URL 2004/12/11 01:51

   濁り酒二十世紀のソナタかな     守 ブーレーズ「ソナタ第2番」
     虫も驚く夜の音響       四童 マウリツィオ・ポリーニ
   月光の降るたび水の戯れて    あめを ドビュッシー「月の光」ラヴェル「水の戯れ」
     バックハウスの齧る黒パン   東人 ウィルヘルム・バックハウス
   書き分けるフランスとイギリスの味  童 バッハ「フランス組曲」「イギリス組曲」
     ハンガリア産ワインに合はせ   守 バルトーク「3つのハンガリー民謡」
ウ  外套の巨人の背の遠ざかる      人 マーラー「巨人」
     年玉で買ふ玩具のピアノ     を L・モーツァルト「おもちゃ交響曲」
   鉱泉に両手浸して弾きはじめ     守 グレン・グールド
     おでこの軒に汗の滴る      人 ゲンナジー・ロジェストベンスキー
   春宵の異国の門に仁王なし      童 ムソルグスキー「展覧会の絵~キエフの大門」
     大西洋を渡る初蝶        を コルンゴルト
   いざ歌へ国連ビルといふ巣箱     人 カザルス「鳥の歌」
     友をふりたるピアノ科の美女   守 桐朋学園大学音楽学部
   その夜また月も寝息もまつしろに   を シューベルト冬の旅・第1曲「おやすみ」
     三十六の黒き鍵盤        童 ショパン「練習曲」op.10-5

 某ネットのオークションでデジタル・ピアノを購入しようとしたとき、「88鍵
ですか」という私の質問に対し「よく分からないのですが鍵盤の数でしたら白い
のが52個、黒いのが36個あります」と回答した古物商さんがいらっしゃいました。
これまで黒鍵の数など意識したことがなかったので、すごく新鮮でした。

 次は守さん、花の座をお願い致します。ちょっと定座のことをあまり気にして
いなかったので、あめをさんに二度も月の座をお願いしてしまったり、突然花の
座となってしまったりする進行となってしまっております。申し訳ない_●_



1964 岩月教授 四童 Mail URL 2004/12/10 23:54

1881でその著書について触れた岩月謙司教授は、なんと猥褻行為のかどで逮捕さ
れてしまったのですね。なんだかなあ。

 今読んでいるのは漱石『文鳥・夢十夜』。