4月だし
新年度らしいエントリーを。
システムエンジニア(SE)って言うと
パソコンとかネットワーク使って仕事の流れを作っちゃう人のことをいう。
設計屋さんね。俗に言う「IT部隊」。
IT使ってしくみを設計する人をSEと呼ぶなら、
アナログな部分の仕事の流れを作っちゃうの人ことをなんと呼ぶか。
これってそれぞれの組織ではたらく人のことを指すと思ってます。
つまりみんながしくみ屋さん。
ところがうちの会社じゃしくみ作りを品証でやってるのが現実。
案作って他の部署に「こんなんでやってみてもらえませんかー?」って。
で、組織のしくみを管理する人が誰かっていうと、
われらが品質保証部となりますです。たぶん。いやほんと。
これじゃだいぶ自己満足になりそうだわね。
それぞれの部署で案を煮るなり焼くなりしてください、って感じです。
ところで一般に「品質保証部」っていうと、
「クレームの窓口」とか「製品管理」なんてくくりに思われてますが、
実はもっと広いわね。
企業が掲げる「品質」というのは、
「製品やサービスの品質」、
「製品やサービスの納期」、
「製品やサービスの価格」、
よく言うQ・D・C。基本だわね。
最近はこれらに加えて「製品やサービスの環境負荷低減」すなわちEとか言われ始めたりして。なんだEって。
さて、組織がそれぞれで作業のやり方を決めています。
業務フローですね。
この業務フローをそれぞれの組織が守って仕事をしているか、
記録すべきものはちゃんと記録しているか、
教育すべきものはちゃんと教育しているか、
を監視する部隊が品質保証部になります。
だもんでオイラたちは会社みんなの作業を大くくりで「品質」と考えます。
商品の出来ばえを品質と言ったり、
企業の対応を品質と言ったり、
納期の遵守を品質と言ったり、
環境負荷を低減する活動を品質と言ったりしとります。
この企業「品質」を「保証」しなくちゃいけない部署なわけだから、
QDCE(なんだってばEって)に問題が起これば
当然品質保証部は黙っていないわけで。
問題が起こった組織に対して、
やれ「2週間以内に再発しないしくみを作ってください」だとか
やれ「そのしくみでは是正までに至っていないと考えます」だとか言うわけです。
問題が起こらなくても、未然に察知してしまうと、
「問題が起こる恐れがありますよね?
ではこのやり方をカイゼンしましょう。」とか言います。
一般に「品証がうるさい」と言われるのはここにあるわけですね。
実際オイラ自身「うるせー」とか思うし。
さてまじめに品質保証部の考え方。
製品の品質で例を挙げてみましょう。
「1000mmの棒から200mmの棒を作ってください」と
作業の指示があったとします。
実際に作業をする人は、
「定規をあてて、ちょうど200mmのところで切ったから、
この棒は200mmです。」
と言います。そうね。オイラもそう思う。
ところが品質保証部の立場になると、
「定規をあてて、ちょうど200mmのところで切ったけど、
これって本当に200mmですか?切ったその棒の長さを測って確認しましょう。」
となるわけで。
つまり、
作業する立場の人は、切る前に測ったから間違いない、と考えるけど、
品質保証部の立場の人は、切ったそのものを測ってみて間違いない、
と考える。
キレイな言い方をすれば「仕事の成果を評価しましょう」という考え方をする。
細かい例を挙げたけど、
大きく言い換えれば、「手順どおりに活動していますが、
本当に手順どおりにできていますか?記録を見て確認しましょう。」
という考え方をするのが品質保証部ね。
長々と書いた端々にブラックな部分が見え隠れだけど、
おいら会社ではあんまり口うるさくないつもり。
「相談なんですがー」ってスタンスでいるつもりだけど、
でも現場の人からすりゃ「また品証が言ってる」って感じね。
「キミの立場じゃそう言うだろうけどさー」とか言われながらだし。
立場でモノ言うこと覚えてきたし、
そろそろ組織人なサラリーマンらしくなってきたかしらん...(;´ω`)
今年もがんばろー。