透明人間である私が、ドラム缶を捨てに来たクルーザー(反社の人たちかも)に

堂々と乗り込んで無人島に降り立ったのだが、

無人島なので本当に何もない。

人間は少人数だが生活はしているので、厳密には"元"無人島である、東京島だ。

(島で暮らす人達が東京島と命名したようだ。)

 

クルーザーの連中がドラム缶を捨てにきたところは

トウカイムラという浜だ。

ここには、ワタナベという男が根城にしていた。

何しろ孤高のオトコで、私から見ても他の住民からも疎まれているようだ。

女性にも好感を持たれるタイプではないとみえる。

島で紅一点の清子さんからも避けられてる。

 

この清子おねえさんは島の男たちに性のお相手をしてご奉仕している。

しかも、3回も4回も結婚なさっている。

たいしたもんです。36才だそうだが、まだまだ女盛ですよ。

島の皆さんが羨ましいです。ほんとに。

女性が一人しかいないのだからあたりまえかもしれない。

この何もない島で娯楽といえば、人間の3大欲求を満たすことしかないからなー。

男たちは20才台だし。

 

東京島の特徴といえば、28平方キロの小さな島で、

南国だが、毒蛇や人間に危害を及ぼす動物はいないようだ。

しかもバナナやマンゴー、タロイモ、魚etc食べ物には事欠かないよう見える。ある意味、楽園だ。

ホンコンさんたちが、野ブタも仕留めて、いただいていた。もちろん、透明人間のわたしもおいしくいただきました。

何しろ他人からは見えないので、食べ放題。(大迷惑)

特に野ブタは美味でした。

 

特に、椰子酒などはもうクセになりそうですよ。

皆さんは椰子の実をくりぬいた器で飲んでる。

私はといえばまあ盗み飲みっていうんですかね、呑兵衛なので

チョイチョイいただいてました。

 

まあ島の皆さんは、クウネルノムダスを繰り返して、救助が来るのを延々と待っているのですよ。

希望を捨てずに。

すごいことですよ。

何年もですよ。

ひたすらに。


続く