『アイスクリン強し』

畠中恵

講談社文庫



お江戸が東京へと変わり、ビスキット、アイスクリン、チヨコレイトなど

西洋菓子が次々お目見え。

築地の居留地で孤児として育った皆川真次郎は、

念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。

今日もまた、甘いお菓子目当てに元幕臣の警官たち「若様組」がやってきて、

あれやこれやの騒動が・・・・・・。

キュートな文明開化物語。

(カバー裏・紹介文より)



明治かぁ・・・どうしようかな・・・と思ったけど。

結局は買って良かったです。

だって面白いんだもん。


雰囲気からしてかわいいしハート

とにかく全部おいしそうきゃー


しゃばけが好きなら、こちらも気に入ると思います。




『傍聞き』

長岡弘樹

双葉文庫



患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。

娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、

我が子の意図に心揺さぶられる「傍聞き」。

女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「899」。

元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。

まったく予想のつかない展開と、人間ドラマが見事に融合した4編。

表題作で08年日本推理作家協会賞短編部門受賞!

(カバー裏・紹介文より)



たまたま手にとって、興味を持ったので買ったのですが。

その後、至るところで目にしました!!

かなり評判いいみたいですね。


なので、寝かせず読むことに。


なるほど。

面白いきゃー


傍聞きには続編もあるようなので、楽しみです♪




『3匹のおっさん』

有川浩

文春文庫



還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか、

とかつての悪ガキ三人組が自警団を結成。

剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械いじりの達人の頭脳派・ノリ。

ご近所に潜む悪を三匹が斬る!

その活躍はやがてキヨの孫・祐希やノリの愛娘・早苗にも影響を与え・・・・・・。

痛快活劇シリーズ始動!

紹介・児玉清、解説・中江有里

(カバー裏・紹介文より)



こんなに早くゲットできると思ってなかった!!

うれしいやったねうさたん


そして、面白いgood

最初はおいおい・・・と思ってた祐希が、なかなかいい男なんだよね~。

ま、一番好きなのは芳江(キヨの奥さん)なんだけどね。

気持ちいい性格してるんです。


サービスなのはわかるんだけど、扉絵がちょっと・・・

通勤中に読んでる身としては、

いきなりバーンとインパクト大なイラストが出てきてビックリしますあせあせ


ふたたびも早く文庫になってくださーいキラッ




『サマーレスキュー ~天空の診療所~

秦建日子

河出文庫



北アルプスに夏の間だけ開設される診療所がある。

四〇年前、「山で亡くなる人を見たくない」とその開設に奔走した山荘の男と、

その思いに応えようと山に入った医師の物語をはじめ、

過酷な環境の中で「医療とは」「命とは」という問いを突きつけられて悩み、

成長してゆく人々の姿を描く。

(カバー裏・紹介文より)



ドラマ、結構好きなので。

小説にも手を出してみましたひらめき


でも、これね~。

本を先に読まないといけないパターンでしたあせあせ


多少アレンジはしてあるけど、ドラマを先に見てしまっていると

かなり物足りない感じがすると思う・・・。


小説として、ちゃんと面白いのに残念だなぁ。


うーん。

小説と先に出会ってたら手を出さなかったかもしれないし。

難しいところ・・・。




『ちあき電脳探偵社』

北森鴻

PHP文芸文庫



桜町小学校に転校してきた鷹坂ちあきは、

サラサラ髪にえくぼがかわいい女の子。

でも、不思議な事件に遭遇すると大変身!

鋭い推理力とアクティブさで謎に挑んでいく。

学校の前の桜の花が一夜にして消えた謎に迫る「桜並木とUFO事件」。

あかずの倉庫に出没する幽霊の正体を暴く「幽霊教室の怪人事件」ほか、

ミステリーの名手が贈る、謎解きの魅力に満ちた連作推理短編集。

文庫オリジナル。

(カバー裏・紹介文より)



見つけた時。

へぇ~~~・・・北森さん、こんなのも書いてたんだ!?ピンク

と思いました。


わかっちゃいたけど子供向け。

でもいいの。

北森さんの作品が読みたかったからきゃー


小学3年生に連載されていたそうです。

甥っ子がちょうど3年生なんだよね。

読むかなぁ???

今度帰る時、持っていってみようかなひらめき




『鬼刑事 米田耕作 銀行員連続殺人の罠

矢島正雄

文春文庫



都内のホテルでエリート女性銀行員が自殺した。

この事件を他殺と見抜いた男こそ、

かつて「落としの耕作」と呼ばれた鬼刑事・米田耕作だった。

「殺しとなれば、ホシは本当に命を賭けているんだ。

それを突き崩すにはネタしかねんだ。

刑事が命がけで集めた真実しかねんだ!」。

元サイバー対策室の若き刑事八坂健太郎を相棒に、

定年間近の名刑事が連続殺人の謎に迫る!

(カバー裏・紹介文より)



なーんか・・・聞いたことある名前?

と思ったら、脚本家であり漫画原作者でもあるそうです。

なるほど。


2時間ドラマのイメージでしたが、正に!


薄いのに字が大きくて、相当読みやすいと思います笑




『Play 推理遊戯』

今野敏 初野晴 沢村凛 柴田哲孝 新野剛志 黒田研二 法月綸太郎

講談社文庫



「優秀な刑事かどうかテストしてやる」

四人の刑事が馴染みのバーで繰り広げる推理合戦の行方はいかに

(今野敏『薔薇の色』)。

心を閉ざした親友のため高校生たちが破天荒な頭脳戦で勝負

(初野晴『退出ゲーム』)。

あるホームレスの死にまつわる悲しい星座の秘密とは

(法月綸太郎『ギリシャ羊の秘密』)。

七編を収録。

(カバー裏・紹介文より)



紹介文の中にはないですが、新野さんの作品はあぽやんでした。

喜んだのも束の間・・・既読でした泣


今野さんのは安積班長が出てきてびっくり!

ドラマは最初の頃よく見てたけど、小説は一度も読んだことなくて。

短編もあるんですね~。


沢村さん、柴田さんのも良かったですgood




『実朝の首』

葉室麟

角川文庫



建保7(1219)年正月、

鎌倉・鶴岡八幡宮で将軍源実朝が甥の公暁に暗殺された。

背後には北条や三浦の影があったが、公暁も三浦義村に殺されてしまう。

混乱の中、少年・弥源太は実朝の首を持ち逃げする。

権威失墜を恐れる幕府では、尼将軍・北条政子が悲痛な深謀を巡らせていた。

京からは後鳥羽上皇の弔問使が下向、混乱は深まる。

幕府、朝廷、弥源太たち三つ巴の駆け引きの行方。

新鋭が挑む鎌倉幕府最大の謎、傑作歴史長編。

(カバー裏・紹介文より)



私がいつも読む時代ものは江戸なので、鎌倉は初めてです。

葉室さんも初めて。


うーん・・・。

また読みたい!という感じではないなぁ。

私の好みとは違うみたいあせあせ





本所深川謎解き控え 一番手柄』

松島京作

徳間文庫



石原の為吉は、北町奉行所の同心・神崎勇之進手下の御用聞き。

以前、芸人をしていたため、地元の本所界隈では、<軽業の親分>で通っている。

ある日、大川端で女の水死体が見つかった。

為吉が、子分の陸造と弥助とともに、身元を調べようとした矢先、

「その女は俺の女房だ」と名乗る大工と、「自分の見世で働く女郎だ」と言い張る

楼主が現れた。探索するうちに、思いも寄らぬ事実が・・・・・・。

(カバー裏・紹介文より)



松島さん、初めましてですね。

なかなか良かったです。


ってゆーか。

松井さんと矢島さんの合作らしいです。

言われてみれば・・・な、お名前ですね笑


また見かけたら、買うかなぁ。

積極的に探す予定はないですが。





『天才たちの値段 美術探偵・神永美有

門井慶喜

文春文庫



一枚の絵が「もし贋物なら、見た瞬間、苦味を感じ、本物なら甘みをおぼえる」

という天才美術コンサルタント・神永美有が、

短大の美術講師・佐々木昭友と二人で鑑定にまつわる五つの難題に挑戦。

ボッティチェッリ、フェルメールから江戸時代の涅槃図まで、

古今東西の名品たちが問いかける。美術とは何か?

解説・大津波悦子

(カバー裏・紹介文より)



紹介文にある涅槃図の話。

・・・を、アンソロジーで読みまして本

北森さんが好きなので、同じような雰囲気なのかなぁと期待。


雰囲気は違っていたけど、要素は同じで安心。

そして、面白かった♪


続編も読みたくて探してるんだけど

今のところ見つかる気配は一切ナシ・・・汗