『時を巡る肖像 絵画修復士 御倉瞬介の推理』
柄刀一
実業之日本社文庫
キャンバス越しに観察眼が見たものは・・・
フィレンツェで絵画修復技術を学び、ミケランジェロの天井画の
修復工事にも参加経験を持つ主人公・御倉瞬介が巻き込まれる、
名画に関わる不可解な事件。
世界の文化遺産ともいうべき名画にまつわる、修復されない傷みに
隠された「生と死」の謎を、キャンバス越しに冴えた観察眼で究明していく。
驚愕の、柄刀美術ミステリーの傑作6編を収録する本格推理連作。
(カバー裏・紹介文より)
柄刀さん・・・本当は苦手なの。
凍るタナトスとか何冊か読んで、もう読まないと決めたの。
なのに、これは買ってしまった
実業之日本社文庫の創刊第3弾でね。
新しく文庫ができたこと自体がうれしいから、わくわくしちゃうし。
それに。
北森さんの絵画修復士シリーズが大好きで。
だから。
手を出してしまいました。
でも、ほんと。
買って良かったです
柄刀さん作品の中で、一番好き。
・・・続編、ないのかな?