『はじまりの空』
楡井亜木子
ピュアフル文庫
岡崎真菜、高校2年生。
姉の結婚相手に紹介されたその兄、
小林蓮の存在が心の内を占め、戸惑う。
小さな画廊で先輩の元妻に使われている、
結婚しそこなった中年なのに――。
真菜の想いを知ってか知らずか、蓮は、
決して心を開こうとはしなかった・・・。
一生に一度の恋に身を焦がす少女の視点で、
17歳と34歳の恋を鮮烈に描いた、
すばる文学賞作家による文庫書き下ろし。
(カバー裏・紹介文より)
「17歳と34歳の恋」とか書いてあるから、
もっとどろどろしてるのかと思ったら・・・。
意外と爽やか~。プラトニック~。
ってゆーか、甘酸っぱい
全然違うけど、なんとなく
映画「シュガー&スパイス」を思い出しました。(原作読んでないし)
ありえない展開だったりするけど、
純文学系はそーゆーの多いから結構慣れてきました
文章も読みやすいし、キャラも魅力的。
またどこかで出合ったら買っちゃうかな。