『白の月』
谷村志穂
集英社文庫
妊娠8ヶ月、それなのに入籍も同居も決められないままの美咲。
ふと手にしたネガのフィルムから、思い出が鮮やかによみがえる。
過去の愛、今の幸せ、その間に置き去りにされたのは、こころ――。
表題作「白の月」のほか、
妊娠、出産という女のドラマを軸にした短篇全8編。
からだの変化とともに変容してゆく愛のありようを細やかにつむぐ。
(カバー裏・紹介文より)
相変わらず読みやすいのですが。
だから、結構手にとってしまって購入までしてしまうのですが。
でもやっぱりどうしても感情移入できない・・・。
“何が”かはわからないけど、何かが合わないのかなぁ。
そんな風に思ってても、きっとまた買っちゃうんだろうな~
「発火」がこの中では一番好きです。
あとは「冬瓜色」と「祭り恋」とか、好きかも。