両神山の続きです。
日本の山は山岳信仰の対象になっている山が多く、それはこの両神山も例外ではありません。
対象になっている・・・というより、なっていたというべきかもしれませんが・・・
日本一の富士山は、現在でも山頂に神社があり宮司さんがいたりして機能していますが。
たいていの山の神社は手入れもされず、朽ちていっているような気がします。
さて・・・両神山では・・・
山頂の手前83メートルくらいのところにかなり大きな神社があります。
そこの狛犬です。
狛犬というと、一般的に獅子を想像するような気がしますが、ここの狛犬は本当に犬なんですね
これは雨宿りした神社の建物の入口にあった狛犬ですが、同じものが少し手前の鳥居のところにもありました。
かなり古いのか、手入れが悪いのか、苔むしていて古びた感じでした。
でも表情が笑っているみたいでけっこうファニー
この建物の上部には立派な龍の彫り物。
昔は、立派な建築物だったのかもしれません。
この龍の両側には獅子の彫刻もありました。以前は彩色も施されていたのかも・・・
なんだかもったいない気がしました。
こんな見事な造形物が朽ちていってしまうなんて・・・
もっとも時代の流れで仕方のないことなのかもしれませんが・・・修復するとなったら莫大な資金が必要になるでしょうし・・・
ぱんだの持っているガイドブックによると、両神山は竜神山、竜頭山などとも呼ばれ、たくさんの伝説を秘めた山だとか。
なんだか歴史のロマンを感じますね
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おまけの一枚。
虫です。
「花ばっかり撮ってて虫は撮らないの?」
と言われ、撮ってみました。
・・・赤くてきれい?・・・
・・・・・・ぱんだ、虫は苦手です
そういえば、湿気の多い山のせいか巨大なミミズにも遭遇しました。
森の静寂の中に時ならぬ悲鳴があがったのでした。