『その人、独身?』
酒井 順子 著
『負け犬の遠吠え』の酒井さんのエッセイです。
週刊現代に連載されていたとか。
週刊現代の読者というのは、おじさんたちが多いそうなのですが、おじさんたちに向けたメッセージも込められているみたいですね。
必死におしゃれしようとしているおじさんたちは見ていて痛い・・・とか・・書かれてました。
そういえば、酒井さんの本に『いつから中年?』という本もあるらしいのですが(まだ読んでいません)、酒井さんは冷静です。
負け犬は意外に自分の年を自覚していないもの。(ぱんだだけか・・・?)
なのですが、酒井さんは自分も含めて冷静に年齢と状況とを分析しています。
すごいなぁ・・・
この冷徹な目がエッセイストとして長年活躍し続ける原動力なのでしょうね、きっと。
「ああ、そこまで言うか・・・」
「いるいる、そういう人たち」
「わかる、わかる。でも認めたくないんだよー!!!」
と心の中でいちいちうなずきつつ、ぱんだも気をつけよう・・・
と思いながら読んだのでした
しかし、酒井女史。
負け犬人生を謳歌していますねー。
ぱんだもがんばろー(^o^)
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