読みたい本がたまってます。
やりたいこともたまってます。
どうしたらいいんだろう・・・
というわけでこの前、本屋さんの本棚で見つけたのでうっかり買ってしまいました。
『頭の回転が50倍速くなる脳の作り方』
苫米地 英人 著
頭の回転が50倍速くなったら・・・
それはいろんなことができるのではないかと思ったわけです。
浅はかですねー・・・
「はじめに」
のところに書いてあったんです。
「機能『脳』科学で実証された方法だから誰でもできる!」って。
でも、この本を読んだからといって誰でも出来るわけではないです。
当たり前のことですが、実践する人。
実践し続ける人ができるってことですよね。
まず最初に必要なことは
「クリティカルエイジ」の克服です。
「クリティカルエイジ」というのは、遺伝的に決まっているそれぞれの器官のそれぞれの機能の発達の年齢のこと。言語であれば、8~13歳くらいに母国語としての言語の習得が止まってしまうと言われているそうです。
大人になって新しい言語を習得しようとしたとき、このクリティカルエイジが邪魔になります。
それを克服するための方法として、日本語の神経ネットワークを利用して英語を学ぶことをやめる。ということが提案されています。
けっこうむずかしいみたいですけどね・・・わたしにとっては・・・
そして思考の抽象度を上げ、超並列脳をつくる。
抽象度を上げるというのは、一次元上の視点から物事を見るということですね。
言語で言えば、日本語を見ている次元の上に英語と日本語を包括的に見られる脳を作るということらしいです。
簡単に言うなよって感じです。
超並列脳というのは、聖徳太子の脳みたいに一度に何人もの人の言っていることを聞き分けられる脳ってことです。
人類は逐次的に物を考える能力を鍛えてきたので、そういった並列的にものを見る脳の発達が損なわれたらしいです。
Aの出来事があったからBになって、BがあったからCになる。
っていう考え方をやめれば、ものすごくいろいろなことを同時に理解できるようになる。ってことらしいんです。
例えば自動車の運転。
クラッチを切りながらギアを変えアクセルを踏み込みってことを、最初は意識的に覚えていきます。
が、慣れるにしたがって無意識のうちに体が動いて、意識しているわけでもないのにクラッチとギアとアクセルを操作して運転をしていたりします。これが並列脳を使っている一例です。
そういうことを学習にも生かすってことみたいなんです。
そのための方法が書かれているのがこの本です。
たしかにその通りかもって思うのですが、そんな脳を手に入れることは簡単ではありません。
読んだだけでは脳の回転は50倍早くはなりません。
読むだけで英語が話せるようになる本とか、聞くだけで恋人ができるCDとかいろいろありますが、実践しないことにはどうにもならないということは知っているはずなんですが、買ってしまうんですね。これが・・・
実行すればたしかに学習能力は上がるかもしれません。
問題は実践するかどうかなんです。
すべてのことに言える事ですが・・・
そのうち試してみたいと思いますが、そのうちってなかなか来ないんですよね。
あくまでわたしの場合ですが・・・。