大好きな浅田次郎先生の『輪違屋糸里』
上戸彩ちゃんの太夫姿、良かったですわー。首細いのねー。
着物が重そうで・・・すてき・・・メガネも・・・
ところで『輪違屋糸里』は、新撰組に関わった女性の視点から書かれた物語です。
新撰組を扱った小説はたくさんありますが、浅田先生の視点は他の新撰組ものとちょっと違います。
やはり新撰組を描いた小説『壬生義士伝』は、南部藩脱藩の浪士吉村貫一郎を主人公にした家族愛の物語です。(それだけじゃないけど)
『輪違屋・・・』では主人公の糸里もいいけど、わたしの印象に残っているのは、芹沢鴨の愛人のお梅。
すごい女性です。
それから、桔梗屋の吉栄が海辺で女の子を産んだ最後の場面はすごく印象的。
ドラマにはなかったけど。
浅田先生のラストシーンは余韻があってほんと胸が苦しくなります。
- 浅田 次郎
- 輪違屋糸里 上
- 浅田 次郎
- 輪違屋糸里 下