■MMA!■

 著作制作…………よなぷー
 制作年月日………2019年1月26日
 対応機種…………PB-100/110/120用ゲームプログラム
 使用メモリ………1568ステップ
 ※「ク」はクラブ、「ス」はスペード、「ハ」はハートの記号です。
 ※「●」はスペース一個です。
 ※「○」はEXTモードの[SHIFT][A]です。
 ※「⊂」は[ANS]の下の[E]です。


【 変数表 】

A  自分体力
B  敵体力
C  自分カード1
D  自分カード2
E  自分カード3
F  自分カード4
G$ ”●”
H$ ”△”
I$ ”○”
J  汎用
K  敵カード種類
L  敵カードポイント
M  自分決定カード種類
N  自分決定カードポイント
O  得点
P  汎用
Q  自分機動力
R  敵機動力
S  汎用
T  カーソル位置
U  最高得点
V  敵種類
W  カーソルチェック1
X  カーソルチェック2
Y  カーソルチェック3
Z  カーソルチェック4


【 プログラムエリア表 】

P0 メイン
P1 自分カード配布
P2 エンディング処理
P3 カーソルチェック
P4 敵攻撃
P5 カード互角処理
P6 自分攻撃
P7 両者状態表示
P8 時間稼ぎ
P9 タイトル


【 物語 】
 おんぼろ格闘技ジムのホープであるあなたは、ベンやトム、ジャンといった世界屈指の強豪たち相手に、生き残りを賭けた闘いへと挑むのであった。


【 遊び方 】
 最初にVAC[EXE]を実行して変数を初期化してください。
 [SHIFT][9]でスタート、[SHIFT][0]でコンティニューです。ラウンド数と敵の名前が表示されて対戦開始です。敵の体力は最初は10、ラウンド数に比例して12、14、16……と2ずつ増えていきます。プレイヤーの体力は常に30からです。一方機動力は両者常に99からです。
 プレイヤーの手元には4枚のカードが配られます。[Q][W]でカーソルを左右に移動させ、[-]でチェック、[6]で勝負となります。また、この画面で[*]を押すと自分の機動力(M……Mobility)、体力(H……Hit Point)、敵の名前と機動力・体力を見ることができます。
 カードは全4種類です。

 B(Blow=打撃)
……10%の確率で2倍のダメージ(「B」)
 T(Throw=投げ)
……ポイントの半分だけ機動力回復
 J(Joint lock=関節技)
……体力ではなく機動力を減らす
 S(Special=スペシャル)
……カウンター以外は確実に勝つ。5%の確立で出現

 カードについている数字は威力です。この値が高いほど相手に与えるダメージが増加します。
 カードはB>T>J>B……という3すくみの関係にあります。相手を上回るカードを出したり、Sを出したりすると、ついているポイントだけ相手の体力(Jの場合は機動力、Sの場合は両方)を減らせます。
 カードがあいこだった場合、ポイントの差で上回る方がダメージを与えます。
 ポイントが1対9だった場合は、カウンター(「C」)となり、1を出した側が9ポイントで逆転攻撃します。
 こうしたダメージは、機動力が低ければ低いほど減少します。
 出したいカードはチェック(「△」)をつけることで1枚から4枚まで選択できます。複数選択した場合、ポイントは最も低いものに、種類は二重チェック(「○」)をつけたものに決定されます。
 カードを出すと、空いたスペースには新たなカードが配布されます。

 先に機動力が69以下になった(最初の99から30減った)、または体力が0になった側が負けとなります。プレイヤーが勝った場合は新たな敵と闘い、負けた場合はゲームオーバーになって得点が表示されます。10人以上倒していればエンディングメッセージが見られます。
 ちなみに対戦相手の「Ben」はBを、「Tom」はTを、「Jan」はJを、それぞれ良く出してきます。


【 開発後記 】
 いわゆるカードバトルものですが、作者の格闘技好きでこうなりました。ちょっと運の要素が強いので、割と簡単にエンディングが見られるようにしてあります。真の闘いはその後にあるのです、はい。
 にしても変数が足りず、よくある最高得点者名入力機能は断念してしまいました。ちと悔しい。